毎回Laravel + heroku (+ postgres + Laradock) の環境を構築するのが面倒なので
コマンド一発でセットアップするスクリプトを作りました。
Laraku - quickly setup Laravel + heroku environment.
https://github.com/kamukiriri/Laraku
##動作環境
必要なもの
heroku CLI (が使える状態にあること=インストール、ログイン済み)
PHP(5.6.x or 7.1.x)
composer
git
Laradockを使用する場合
Docker
作成及び検証環境はmacOSですがLinuxでもいけるはず...
インストール
gitから落としてきて実行権限付けるだけです。
git clone https://github.com/kamukiriri/laraku.git && cd laraku && chmod 755 laraku.sh
使い方
./laraku.sh larakudemo nginx
これだけでherokuでアプリが動きます
(heroku open
で確認できます)
./laraku.sh larakudemo nginx postgres
更にheroku postgresを自動で追加できます
(接続情報も反映)
./laraku.sh larakudemo nginx postgres laradock
ここまでやればなんとLaradockが起動し、 http://localhost から動作確認できます!
(でもホストマシンのポート設定が全部デフォルトのままなので他と競合するかも)
ただしプロジェクトはlarakuディレクトリ以下に作られるので、適宜移動してください
詳細
./laraku.sh <project name> <webserver type> [<database type>] [<use laradock>]
project name
プロジェクト名
ディレクトリ名、herokuアプリ名、Laradockのコンテナ名に使われます
webserver type
Webサーバーの種類
nginx
または apache
に対応
database type
DBの種類
postgres
しか対応していません
use laradock
Laradockを使用するか
laradock
と指定されたときだけLaradockの初期化を行います
(きれいな仕様でないですがやっつけなので・・・)
注意
2018/08/02現在、Dockerイメージ及びコンテナ名の名前がプロジェクト毎にユニークにならない現象が発生しています
(原因はLaradockのバージョンアップに追随できていないため)
追記
以下の記事はこのスクリプトの中でやっている設定の解説です
Laravelアプリをherokuで動かすチュートリアル
というかまとめ記事を書いている途中で「スクリプト化できるのでは?」となって作られたのがLarakuになります