「Claude Codeの/コマンド、種類が多すぎて覚えきれない」と感じたことはありませんか?
/compactと/clearの違いがあいまいなまま使っていたり、/planや/runの存在自体を知らなかったり。
実はこれ、かなり多くの人が同じところでつまずいています。
この記事では、Claude Codeの主要なスラッシュコマンドを目的別に整理しました。
一度この記事をブックマークしておけば、次からは「あのコマンド何だっけ」と迷う時間がなくなるはずです。
この記事でわかること
- Claude Codeの主要な/コマンドが一覧でわかる
- ビルトインコマンドとバンドルスキルの違いがわかる
- 自作コマンド(スキル)の作り方がわかる
【結論】コマンドは6カテゴリで覚えると迷わない
Claude Codeの/コマンドは、種類ごとに整理すると驚くほどシンプルです。
「コンテキスト管理」「プランニング」「実行・検証」「ナビゲーション」「コスト・モデル」「拡張(スキル)」の6つです。
全部を丸暗記する必要はありません。まず自分がよく使う操作から覚えれば十分です。
たとえば長時間セッションで返答がぶれてきたら「コンテキスト管理系」を思い出す。
実装前にレビューしたいなら「プランニング系」を使う。
このように「今どんな困りごとがあるか」から逆引きできるようにしておくと、実務でとっさに出てきやすくなります。
私も最初は/compactと/clearを毎回混同していました。
ですが役割ごとに整理してからは、迷わず使い分けられるようになりました。
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コンテキスト管理系のコマンド
長いセッションを続けていると、コンテキストウィンドウがどんどん埋まっていきます。
そのまま放置すると、回答の精度が落ちる「コンテキストロット」が起きやすくなるんですよね。
| コマンド | 役割 |
|---|---|
/clear |
会話履歴を完全にリセットする。新しいタスクを始めるときに使う |
/compact |
これまでの会話を要約して圧縮する。文脈は残したいが軽くしたいときに使う |
/context |
現在のコンテキスト使用量を確認する |
/cost |
セッションのトークン消費量やコストを確認する |
/model |
使用するモデルを切り替える |
/effort |
推論の深さ(Effort)を調整する |
/compactは「要約して残す」、/clearは「全部消す」という違いがあります。
似ているようで用途はまったく別ものです。
/compactは要約時に細かいツール結果や過去の判断理由が失われることがあります。
あとで参照したい情報は、要約前にファイルへ書き出しておくのがおすすめです。
プランニング・レビュー系のコマンド
いきなり実装させると、方向性がずれたまま進んでしまうことがあります。
そんな失敗を防ぐためのコマンド群です。
| コマンド | 役割 |
|---|---|
/plan |
実装前に計画を立てさせ、レビューしてから実行に移す |
/diff |
変更差分を確認する |
/goal |
セッション全体で目指すゴールを固定する |
/btw |
本筋から外れた質問を、メインの文脈を汚さずに処理する |
/planを使うと、Claudeが先に方針を提示してくれます。
方針に納得してから実装に進めるので、手戻りがかなり減るはずです。
「とりあえず書かせてから直す」より「先に計画を確認する」方が、結果的に速いと感じています。
実行・検証系のコマンド
コードを書かせるだけでなく、実際に動かして確認したい場面もありますよね。
Claude Codeにはアプリを起動して挙動を確認するためのスキルも用意されています。
| コマンド | 役割 |
|---|---|
/run |
アプリを起動し、実際に動く様子を確認する |
/verify |
ビルドと実行を通して、変更が正しく機能しているか検証する |
/run-skill-generator |
プロジェクトごとの起動手順をスキルとして記録する |
/runと/verifyは、READMEやpackage.jsonから起動方法を自動で推測してくれます。
ただしDBや環境変数が絡む複雑な構成では、推測がうまくいかないこともあります。
そんなときは/run-skill-generatorで一度手順を記録しておくと、次回以降は迷わず起動できるようになります。
ナビゲーション系のコマンド
作業を戻したり、別の分岐を試したりしたい場面も多いはずです。
| コマンド | 役割 |
|---|---|
/resume |
過去の会話に戻って再開する |
/rewind |
直前のチェックポイントまで巻き戻す |
/branch |
会話を分岐させ、元のセッションは残したまま別案を試す |
/rewindはチェックポイント単位で戻せるので、実験的な変更を気軽に試しやすくなります。
ただしバックグラウンドで動いたフォーク実行の編集は、チェックポイントの対象外になる点に注意してください。
ビルトインコマンドとバンドルスキルの違い
ここ、意外と混同しやすいポイントです。
/で呼び出すという見た目は同じでも、裏側の仕組みはまったく違います。
| 種類 | 中身 | 代表例 |
|---|---|---|
| ビルトインコマンド | Claude Code本体に組み込まれた固定ロジック |
/compact /clear /model
|
| バンドルスキル | プロンプトベースの指示書。Claudeが自分のツールで動く |
/doctor /code-review /debug /batch /loop
|
| 自作スキル |
.claude/skills/配下のSKILL.md。自分で作れる拡張コマンド |
/qiita-writer /blog-writer など |
バンドルスキルは自然言語の指示書がベースになっているため、挙動をカスタマイズしやすいのが特徴です。
一方でビルトインコマンドは固定ロジックなので、動作がぶれることはありません。
.claude/commands/という旧形式もまだ使えますが、公式では.claude/skills/への移行が推奨されています。
拡張・管理系のコマンド
チームでの共有や、外部ツールとの連携もコマンド一つで管理できます。
| コマンド | 役割 |
|---|---|
/skills |
利用可能なスキルの一覧を確認・管理する |
/plugin |
プラグインのインストールやマーケットプレイスの追加を行う |
/mcp |
接続中のMCPサーバーを管理する |
/init |
プロジェクトのCLAUDE.mdを自動生成する |
/doctor |
設定周りの問題点をチェックする |
/permissions |
ツールの実行許可を管理する |
/initは最初に必ず打っておきたいコマンドです。
プロジェクトの構成をClaudeが読み取り、CLAUDE.mdとして要約してくれます。
これがあるだけで、以降の指示の精度がぐっと上がります。
まとめ
- コマンドは「コンテキスト管理」「プランニング」「実行・検証」「ナビゲーション」「拡張」の5系統で整理すると覚えやすい
- ビルトインコマンドは固定ロジック、バンドルスキルと自作スキルはプロンプトベースという違いがある
- 迷ったらまず
/helpで自分の環境にあるコマンド一覧を確認するのが確実 -
.claude/commands/はレガシー形式なので、これから作るなら.claude/skills/がおすすめ
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