テストの役割とは
テストは情報を見つけ出すこと。
ただ行うだけでなく、目的を意識する必要がある。
- 重要なバグを見つけ出すため?
- 品質の評価のため?
- テストプロセスの評価のため?
機械的に作業を行うのではなく、常に疑問を持ち続けることで新しい発見が生まれる。
ステークホルダー
PM, プログラマ, ドキュメントライター, 経営陣・株主, ユーザー
特に、「テスト担当者 = ユーザーの代弁者」であり、サービスの対象者の基準で製品価値を評価するべき。
真理は、重要なバグを素早く見つけること。
そのためには、その機能やプログラムの内容を理解し、ユーザーの心理をよく把握する必要がある。
プログラマとの協力
テスト結果を素早くフィードバックして、効率よくPDCAを回すことが理想。
テストとは、ものを壊すネガティブな役割を担う
テストの目的は、「プログラムが正しく動作することを検証する作業」ではない。
プログラムの失敗、すなわちバグに注目すると、効率よくバグを叩き出せる。
限られた時間は有限であり、その時間をどう使いバグを見つけるか考える必要がある。
「テスト完了しました」とは
- プログラム中の全てのバグを見つけた
- プログラムのありとあらゆる箇所をチェックした
- テスト仕様書の項目を全て確認した
- 現状において確認できる範囲でのテストケースを完了した
「完了した」「終了した」「実施した」を分け、誤解を防ぐこと。
テストのみで品質は保証できない
品質を作り込むのは開発者であり、テスト担当者はそれをサポートする。
テスト結果や障害レポートは、品質保証を推進する上で重要な役割であるが、品質保証はチームの総力を結集して初めて可能になる。