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初心者向け】最近よく聞く「Agentic AI」って結局なんなの?触って理解した内容をまとめてみる

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1年ほど前から至る所で「Agentic AI」という単語をやたら聞くようになりました。
ただ、最初は正直ピンと来ませんでしたので、自分の整理のためにも記事にしようと思います。

「ChatGPTと何が違うの?」

「自律するってどういう意味?」

最初はそんな状態でした。

調べたり、自分で小さいエージェントをいくつか作ってみて、ようやく全体像がつかめてきたので、初心者向けに噛み砕いて書いてみます。

■ Agentic AIを一言で言うと…

僕なりの解釈では、
「指示を待たず、目的に向かって勝手に動いてくれるAI」
です。

普通のLLM(ChatGPTなど)はあくまで「質問に答える存在」。
こちらが聞かない限り何もしてきません。

Agentic AIはもう少し踏み込みます。

自分で“次に何をするか”を考え、必要な情報を集め、ツールやAPIを叩き、反省しながら軌道修正して目的達成まで勝手に動き続ける

こういう動きをするAIのことを、最近はまとめて「Agentic AI」と呼んでいます。

■ 従来のAIとの違い(わかりやすく比較)

  • 従来のChatGPTなど:返事する。行動はしない
  • Agentic AI:自分で考えて行動する。最後までやり切る

特に大きいのが「行動できる」という点。

  • Web検索
  • Pythonコード実行
  • 外部API呼び出し
  • DBアクセス

こういう“手足”を使えるようになることで、AIが単なるチャット相手から、実際に仕事を任せられる存在になってきています。

■ どうやって「エージェントっぽい動き」が実現されているのか?

いろいろ試してみて、エージェントが成立するには以下の4つが必要だと感じました。

① 計画(Planning)

目的を受け取って、
「まずはAを調べよう → 次にBを実行しよう」
と自分で段取りを考える部分。

② 行動(Action)

実際にツールを使うフェーズ。
例えば、

「株価を取得するためにAPIを叩く」

「検索結果をスクレイピングする」

「Pythonでグラフを描く」

など、人間が手でやっていた作業をAI自身が動かします。

③ 記憶(Memory)

タスクが長くなるほど、途中経過を覚えておく必要があります。

何を調べたか、どこでエラーが起きたか、次にやるべきことなどを保持する仕組み。

④ 反省・改善(Reflection)

動かしてみると分かるのですが、エージェントってよく失敗します。
なので、

「前回はエラーになったから別の方法でやろう」

「データが足りないから、事前に追加で調べよう」

といった“自己修正”が非常に重要。

これを循環させることで、ようやく“エージェントらしい動き”になります。

■ 個人的に便利だと思ったユースケース

● ① レポート作成の完全自動化

データ取得 → 整形 → グラフ生成 → Markdown化、まで全部自動でやれます。

● ② コード改善ボット

テスト失敗→修正→再実行→改善
を自動で回してくれるのは普通に便利でした。

● ③ 定型業務の置き換え

RPAより柔軟で、エラーリカバリーも強いので、
「システム間をまたぐ面倒な作業」に向いてます。

■ 超シンプルな自作エージェント例(説明用)

最低限の概念だけで作った実験用です。

from openai import OpenAI
client = OpenAI()

def agent(goal):
    history = []

    while True:
        prompt = f"""
        目的: {goal}
        履歴: {history}
        次のステップを提案してください。
        plan / action / reflection を含めてください。
        """

        res = client.responses.create(
            model="gpt-4.1",
            input=prompt
        )

        message = res.output_text
        print(message)
        history.append(message)

        if "完了" in message:
            break


agent("1〜100の合計値を計算する")

■ 最後に:Agentic AIは“単なる流行語”ではなく、実用段階に来ている

触る前はバズワードかと思ってましたが、
実際に動かしてみると「全自動で仕事を任せる」という未来が現実味を帯びてきます。

もちろんまだ発展途中で、「思わぬ暴走」「必要以上のAPI消費」「推論コストの肥大化」など課題も多いです。

ただ、
「LLMがただの回答マシンから、行動する存在になった」というのは確実で、これからも技術トレンドの中心になっていくのは間違いないと感じています。

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