目次
- 環境と経緯
- プロジェクトの設定画面を開く
- p12の証明書のパスワードが通らない
- ビルドでタイムアウトしてしまう
- p12ファイルの作り方
- 参考サイト
1. 環境と経緯
MacBook Pro 13inch Early 2015
IntelliJ IDEA 2017.2.5
AnimateCC 2017
MacOS HighSierraにしてからFlashBuilder4.7が起動はするものの、メニューがアクティブにならない現象が起こったため、IDEをIntelliJ IDEAに変更してAIRアプリをデバッグまでは設定できたものの、ビルド時にいろいろとエラーが出たので、そのあたりの備忘録です。
2. プロジェクトの設定画面を開く
プロジェクトごとにAIRの設定を行うには、プロジェクト名(ここではTestAIR)を右クリックして、
モジュール設定を開く
を選択で、プロジェクト構造
ウィンドウが開きます。
3. p12証明書のパスワードが通らない
AIRアプリを作るときには証明書を作りますが、この指定は、プロジェクト構造
ウィンドウのモジュール
の項目からプロジェクト名(ここではTestAIR)の中にTestAIR(app)
という項目があり、それを選択した後、右側のウィンドウにAIR Package
タブを選びます。
Use temporary self-signed certificate
のチェックが入っていますので、このチェックを外します。
鍵ストア・ファイル
から...
をクリックして、p12ファイルを選択します。鍵ストア・タイプ
はPKCS12
と入力。キー・エイリアス
とProvider class
は空でも良さそうです。
4. ビルドでタイムアウトしてしまう
上記設定を行い、いざビルドを開始したものの、Could not generate time-stamp: Remote host closed connection during handshake
というエラーがでて、タイムアウトしてしまいます。
あちこちForumを探して見たところ、どうやらタイムスタンプがうまく取得できないよ、的な事らしいので、
先ほどのAIR Package
の画面に戻り、TSA
の項目に以下のURLを入れたところ、無事書き出しができました。たぶんFlashBuilderでいうところのタイムスタンプにチェックを外すのと同じ事なのかな?
http://sha256timestamp.ws.symantec.com/sha256/timestamp
5. p12ファイルの作り方
今まで共通で使っていたp12ファイルが何故かパスワードが通らなくなったので、新しく作り直すことにしました。AnimateCC
を起動して、新規AIRドキュメントを作って、AIR設定から新しくp12ファイルを作りました。