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健康診断で学ぶ業務カイゼン

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はじめに

先日健康診断を受けた時に、そんなとこで業務カイゼンできるんだなと驚きまして。
まだまだ常識にとらわれてしまっているなと反省しましたので記事を書きます。

視力検査

  • before
    「上から順に、穴のあいている方を教えてください」

  • after
    「どこらへんまで見えますか?」

そこそこの視力がある人にとっては当然見えるに決まっているものを上から順に読み上げる謎の儀式 に何の疑問も抱いていなかったのですが、言われてみてなるほどと驚きました。

気づき

適切な質問、コミュニケーションによってコストを下げられるのだなと思いました。
日頃反復している中にも無駄がないか今一度振り返りたいと思います。

採血

  • before
    「いつもどっちから取ります?」
    「ぐーぱぐーぱーしてください」

  • after
    「好きな方の手を出してください」

採血の注射器の針とスピッツ(試験管)が分かれているタイプになってからは、そんなに痛くないのでは?と薄々思っていたのですが、いよいよ聞かれなくなりました。

刺した時に なんか血が出てましたが 顧客満足度としてはあんまり変わらなかったって感じです。

気づき

顧客に提供する価値ってなんだろうなと考えさせられました。
健康診断の時は完全に油断していて早く終る事に価値を見出していませんでしたが、検査用に血を抜くことが目的なら、短時間で終わることに価値があるのではと思いました。

熟練の看護師さんの技能がなくても業務が行える程度に技術が進歩しているのだとしたら、業務も変えられるんだろうなぁと思いました。

脳死で業務のツールを使ってしまっていますが、新しいツールをウォッチしてやり方を変えていこうと思いました。

まとめ

今回の気付きは2点でした。

  • 質問とコミュニケーション
  • ツールとワークフロー

世間ではDXっていうワードに丸められちゃってますが、現場のカイゼンは小さな積み重ねで実現すると思います。
様々な事象をきちんと観察してカイゼンしていければと思います。

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