はじめに
ITエンジニアのみなさんこんにちは。
今日はIT業界でストレスなく働くということについて考えます。
GPT先生にお題を頂いてそれぞれコメントしていきます。
状況への適応の困難さ
IT業界で最も多く発生しているのはこの要因かと思います。
ITエンジニアはSESなどで時間いくらで切り売りしている時給労働者ですが、簡単にはできない技術を提供することで高い単価を頂く仕事になっています。
学生さんから社会人になった人には分かりにくいですが、一定の期間内に一定の成果を出すといった点がコンビニのバイトとは大きく異なります。
現実の状況や要求が個人の能力や資源を超えている場合、適応することが難しくなります。このような状況では、ストレスが生じやすくなります。
誰にでも簡単にはできない技術 はマニュアル化されておらず、自分で状況を判断して適切な結果を出していく仕事となりますが、それができないとするとストレスの原因となります。
『自分ができること』 と 『やらなければいけないこと』 に差異がある状態が続くとはメンタルに良くない影響を与えます。
多くのケースを見てきましたが、これは本人が自力で解決する以外に方法がなさそうです。
周りでサポートをすることはできますが、能力を身につけて状況に適応するのは本人しかできませんので。
ITの仕事はプログラムを書く仕事と思われがちですが、それはプロジェクトのほんの一部です。当然プログラムの読み書きは必須ですが、日本語の読み書きの方が重要な仕事であったりします。
ITの仕事を頼む方は、IT以外の仕事をしている方です。自分達の業務には詳しいけれどもITには詳しくない方々です。その様な方々から依頼を受けて、自分達の知らない業務に対して理解をし提案をしていかなければいけません。
大量のドキュメントを読んで理解して整理して、大量のドキュメントを書いて、自分とは価値観の異なる方々とコミュニケーションを取っていく仕事です。
文章の読み書きが速くなっていれば適応できる状況が劇的に増えるので、まずはそこをやって、できることを一つずつ増やしていくのが大事かと思います。
不確実性
うまくいくかどうかわからないことをやるのはストレスです。
過去に経験のあるプロジェクトの似たようなプロジェクトであればある程度予測が立つので不安も軽減されストレスも感じにくくなるかもしれませんが、多様化が進み似たようなプロジェクトも見かけなくなってきました。
伝統的なプロマネ手法にKKD(勘・経験・度胸)法というのがあります。
度胸や勘は先天的な能力ですから、それらを持たない人は基本的に経験でなんとかするという微妙な手法ですが、未だに根強く使われているような気がしています。
経験ですが、「成功の経験」よりも「失敗の経験」の方が重要だと思っています。なぜなら、失敗経験からは、勘と度胸に相当するものが手に入るからです。
「ここまでやったら失敗する」ことを知っているのは「ここまでだったら失敗しない」ことを知っているのと同義で、知らない人より大胆な手を打てるようになりますし、決断までの時間も短縮できます。
また、仮に失敗しても次からはやり方を変えようと割り切れる様にもなります。
恐れずどんどん致命的ではない失敗をすることが大事かもしれません。
負荷の重さ
仕事、課題をかかえるのを回避するには、「状況への適応の困難さ」に記載の通り、自分の戦闘力を上げるのがまず最低限必要です。その上で、自分がやるべき仕事、人に振るべき仕事というのをうまく仕分けていくというのが必要になると思います。
ITエンジニアは基本的に人から依頼されて作業をすることからはじめますが、どこからか、人に依頼する側に回らないといけなくなります。
人に依頼などしたことないからどうやって振っていいか分かりません。適当に指示を出しても思った通り結果が得られないので、自分でやった方が速いという思考になると自分で抱える上に、チームメンバーを遊ばせることになるのでそれは避けなければなりません。
それまでの仕事と全く異なる仕事をなぜかやらないといけないのはストレスだと思いますが、チームビルディングやマネジメントの書籍を読み漁って自分の価値観のアップデートをするとよいかもしれません。
個人の期待や要求
これは適度にあった方がよいストレスかと思います。
あまりに重い場合にはそれらから逃れる方法を考えることも必要かもしれません。
環境の変化
これはイベントが発生したら不可避のストレスになると思いますが、持続性のあるものではないので時間が解決するかと思います。
ただし、変化した結果が「状況への適応が困難な環境」への変化であれば、自力での解決が必要になるかと思います。
海外へ転勤になるなどであれば、英語を覚えたりなども必要になりそうですが、それに対応するのか断るのかなどの選択肢もあるのかもしれませんね。
人間関係の変化
社会人の人間関係は、学生の人間関係と異なり利害関係がメインかと思います。
社会人の関係性と、学生同士の関係性の大きな違いは、仮にアウトプットが足りない時に指摘をしないといけないのかという点だと思います。
学生であれば、指摘する側に指摘をするメリットがありません。仮に指摘をしないことで相手が留年したとしても、翌年も楽しく遊べることでしょう。指摘側の被害はゼロです。
一方で指摘しても、改善しなかったりするリスクや、人間関係が壊れるリスクがあったりとデメリットしかありません。
しかし社会人は違います。指摘しないことによって会社がアサインできない人間を抱え続けるリスクに繋がります。
困ったことに言う方も言われる方もストレスしかありません。
結果として、多くの人はこのことをうっすらと理解しつつ、指摘は行わずにそこはそれとして自分のできることをやるという選択肢を取る気がします。
帰属意識が薄れたり終身雇用が崩れつつあったりするので、そこでリスクを取ったりコストをかける意味も薄れているのかもしれません。
生活スタイル
運動は大事です。自転車楽しいです。
体力が落ちるととにかくネガティブになりがちです。
過去の経験
こちらはコメントできることがないのでスキップします。
個人差
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おわりに
なんだかんだでITは技術職なので「簡単にはできない技術」を提供できるようにならないと続けられない仕事かと思います。
それでも、文書の読み書きや、プログラムを書いたり、新しい知識を増やすことが好きであればあまりストレスを感じずにやっていけるかもしれません。
一方で『好きだから』でやっていると『好きではない』ことをやらなければならない時に大きなストレスを感じる難しさがあるかもしれません。
個人的には、『 「やらなければならないこと」 を 「やりたいこと」 と思い込むようにしたら色々なストレスから開放される。』というライフハックを愛用しています。
皆様がストレスの少ないエンジニア人生を送れますように。
おまけ0
おまけ1(新卒エンジニア向け手紙)
おまけ2(新卒エンジニア向け記事)
おまけ3(パイセン向け記事)
おまけ4(...は難しいシリーズ)
おまけ5(営業A短編シリーズ)
おまけ6(エンジニアのためのお仕事問題集)
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