#はじめに
先日、Java SE8 Silver (正式には Java SE 8 Programmer I )に合格しましたので、勉強内容などをメモしておきます。
#試験勉強開始前のスペック
・Ruby技術者認定試験 Silver 持ち
・昔(10年前)C言語を一通りやったことがある
Javaには触ったことがありませんでしたが、Rubyと通じるところが多く
(RubyがJavaをベースにしているのでしょうが)、
基本的な文法はすんなり頭に入ってきました。
#勉強内容
合計時間は約 40h
##試験対策
紫本(20h強)
三種類ある定番本のうち、唯一の解説+練習問題形式本
解説3周、練習問題3周、模擬試験2周やりました。
実質的な試験勉強はこれ一冊のみとなります。
ネット上の模擬試験とかもやりたかったのですが、
「紫本付属の模擬試験が完璧になってから」
と思っていたら受験日を迎えてしまいました。
##Javaの基礎
Paiza Java 入門 + スキルチェック問題(13h)
目的は一通りの基礎文法の確認と軽いコーディング練習。
Paizaの入門講座はプログラミング初心者向けのため、
飛ばし飛ばしやりました。
(注:追記)失念していましたが、有料会員じゃないと入門講座でも全部は見れないようです。
スキルチェック問題はRubyで解いたことのあるC級問題を
5~6問解いてみました。やはり文法をさらったくらいでは
コードを書けるようにはなっておらず、
ライブラリの調査や解いた後の復習で相当時間を使いました。
正直、試験に受かるだけならコードが書けないままでも何とかなったかもな、と思いますが、
資格を取るためだけに試験を受けるわけではないので、、、
Java言語プログラミングレッスン上・下(結城浩著)(5h)
詳しめのJava本選びにあたってネット上で色々と調べたのですが、
これ、という一冊を判断できず、
「まぁ、数学ガール好きだし…」
という阿呆な理由でこの本を購入しました。
試験勉強本番時のリファレンス代わりに使うつもりで、
流し読みで済ませましたが、
紫本の解説でそれなりに何とかなったため、
開く機会がありませんでした。
落ち着いたらゆっくり読み直したいと思います。
#試験申し込み時
よく言及されていますが、Oracleのアカウント作りなどがかなり面倒でした。これから試験を受けようと思っている方は事前に解説サイト(こちらなど)を確認しておくことをお勧めします。特に、事前に手続きをしておかないと試験結果が確認できないため、忘れないようご注意ください。
#試験本番について
模擬試験のときも感じていましたが、コードの間違い探し問題などは一問にそれなりの労力が必要なため、解答を終えた時点(77問解くのに90分強かかりました)でかなり疲労困憊になってしまい、見直しに集中できませんでした。体力に自信のない方は前日はちゃんと睡眠時間を確保しておいた方がよいでしょう。
試験結果は正答率 82%で、何とか合格できました(合格ラインは 65%)。紫本の練習問題、模擬試験と同等レベルの問題が大半でしたので、一冊みっちりやれば、まぁ大丈夫かなと思います。