プラクティス名(別名)
今日の豆知識 (デイリーPO)
プラクティスの目的・狙い
- チームメンバーのドメイン知識を増やす
- POとDEVの知識差を埋め、距離を縮める
どんな時に使うか
- DEVのドメイン知識が乏しく、あらゆる業務判断をPOに依存している状況
- POが多忙でなかなかDEVと会話する時間がとれず、関係性が薄い時
実施手順
- チーム全員が集まる定例会議等で、POから業務関連の豆知識を1つ解説してもらう(5~10分程度)
- DEVの方でその内容を書きとめ、用語集/Wiki/ナレッジカンバンなどに集約する
- 書きとめた内容に誤りがあれば、解説者に適宜修正&補足してもらう
- 無理なく続ける
- テーマが無い時や多忙な時はスキップしてもOK
- 逆に長くなる時は、続きは次回としてもよい
アレンジ例
- DEVからPOにシステム用語について解説する
- SMからスクラム用語やプラクティスについて解説する
- PO→DEV→SMと、解説者を持ち回り制にする
- 次回、解説してもらいたい専門用語をリクエストする(プル型)
アンチパターン
- 解説者が説明用資料の準備に手間をかける
→既存資料を流用したり、その場でホワイトボードに手書きするなど、基本手ブラで臨む - 解説者自身が話した内容をナレッジ化する
(解説者の負担になるし、聞いた方がどこまで理解できたかどうかが分からない)
参考情報
このプラクティスは以前、お世話になったアジャイルコーチから直接お聞きしたものです。以下のサイトが原典となります。
こぼれ話(私的コメント)
知識が無い→勉強会やろう!→講師役は資料準備ヨロシク!っていう流れはよく見かけます。最初のうちはよいのですが、だんだん重荷になってきて、そのうち立ち消える。これもよくある話です。無理なく続けるには講師側の負担をいかに減らすかが大事で、またお互いに助け合うからこそ関係性が深まり、対話も生まれます。
ちなみに「今日の豆知識」というプラクティス名は僭越ながら僕の方で追加させていただきました。自分なりに内容を咀嚼して、アレンジ例やアンチパターンに落とし込んだつもりです。ちょっとしたプラクティスではありますが、こういったところからスクラムチームの温度感が決まっていくのかな、と思うと結構大事だなと感じます。