はじめに
初心者がWebアプリを作ってみたよ
APIにお金がかかるので使用制限についても考えてみたよ
本記事
作ったアプリ
OpenAI APIの費用
画像
画像サイズ | ドル | 円 |
---|---|---|
1024*1024 | 0.020 | 2.60 |
512*512 | 0.018 | 2.34 |
256*256 | 0.016 | 2.08 |
テキスト
モデル | ドル | 円 |
---|---|---|
Ada | 0.0004 | 0.052 |
Babbage | 0.0005 | 0.065 |
Curie | 0.0020 | 0.26 |
Davinci | 0.0200 | 2.60 |
当然、性能の高いモデルはコストも高いです。
表の金額は1000トークン当たりの金額です。
(2023/02/01時点 130円/ドル計算)
出典: https://openai.com/api/pricing/
私の例
3回APIを使う場面がある
- 入力→出力
- キーワード→タイトル(テキスト)
- タイトル→画像生成用プロンプト(テキスト)
- プロンプト→画像(画像)
モデルはDavinciを使ってます
テキストはopenai提供のtokenizerシュミレータで計算できる
キーワード→タイトル(テキスト)
テキストを補完する用途で使う場合、入力文字列のトークンと出力文字列のトークンの合計で課金される模様
入力
入力キーワードにもよるが、おおよそ75トークン
出力
時々ノイズが入るが、おおよそ50トークン
合計
おおよそ130トークン程課金される
タイトル→画像生成用プロンプト(テキスト)
入力
おおよそ160トークン
出力
おおよそ100トークン
合計
おおよそ260トークン
プロンプト→画像(画像)
256*256サイズで出力しているため、1枚2.08円
費用まとめ
- 1回当たりの費用感
- キーワード→タイトル(テキスト)
- 130トークン:0.02*130/1000=$0.0026(0.368円)
- タイトル→画像生成用プロンプト(テキスト)
- 260トークン:0.02*260/1000=$0.0052(0.736円)
- プロンプト→画像(画像)
- $0.016(2.08円)
- キーワード→タイトル(テキスト)
設計
openai登録すると初回登録得点で18ドル(2340円)分のクレジットが付与されます。(太っ腹..
開発に3ドルほど使ったので、15ドルほど残ってます(2023/02/01時点)
上記の費用を元に1日の使用上限を決めました。(どれくらい使ってくれるか分からないので)
ずばり、ボタンを押せる回数を1日100回に設定しました。
具体的にはサーバーレスDBのplanetScaleを使用し、OpenAIのAPIからのレスポンスを全てDBに格納し、アクセスのたびにレコード数を数える、というやり方を採用しました。
100回使用されてかかる費用の事例を想定して計算してみた1日の費用感
- 最小
- タイトル生成を100回
- 0.368*100=36.8円
- タイトル生成を100回
- 最大
- タイトル生成1回
- 0.368*1 = 0.368円
- プロンプト生成1回
- 0.736*1 = 0.736円
- 画像生成98回
- 2.08*98 = 203.84円
- 合計
- 0.368+0.736+203.84=204.944円
- タイトル生成1回