作業研究は、作業計測、作業改善の源である。
必要性・要求という市場分析のな作業研究では十分ではないと思っている。
本に書いていることと違うことを主張すると、誰も聞いてくれない。
これが失敗の始まりである。
<この記事は書きかけです。順次追記します。>
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作業研究
作業・処理を図示する。
プロセス品質を測り、図った内容が妥当かどうかは、
必要性・要求(要求品質)、資源(リソース品質)、環境(制約品質)、製品・サービス(製品品質)のいずれもを、それなりに測ったときに確認できる。
逆に、各要素を測定せずに、プロセス品質を測っても、仮説が立てられるだけで、改善の提案をすることはできない。
どの品質項目に問題があるかが解らずに、どの品質に影響のあることを実施するまたは無駄な作業・処理を止めるかの候補を挙げることは難しい。
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作業研究 (経営工学シリーズ)
千住 鎮雄, 佐久間 章行, 矢田 博, 川瀬 武志, 中村 善太郎
日本規格協会(1987/01)
http://www.amazon.co.jp/dp/4542801349
p243
管理者のリーダシップについて
「
- 目標を明確に(できるだけ定量的)
- 制約条件と自由度を明確に
- 改善活動を行うのに必要な資源と行動の自由度や 必要な権限を与えること
- リスクテーキングな胎動を示す
- 信賞必罰を行い、失敗したものを勇気づける
」
リスクでは、「失敗したら責任は自分がとるというこ とを言動で示す」とあり、信賞必罰では、「よい結果を 得たものをたたえ、行動しないものをしかる」とある。 あたりまえの事のようで、実際に違う行動を取ってい る人が伸びる組織は腐敗するかもしれない。
p243
間接部門 (staff) の行動律は
「
- 公平に行動
- 客観性を尊び真実を伝える
- 目的中心主義を貫き手法にこだわらない
- 人間性に反することを提案しない
- 相手が秘密にしたいことをあばかない
」
p246
行動の規範として
「
- 専門用語を使用しない
- 現場の意見を十分に聞く
- 現実を見て事実を確認する
- 固有技術と経営についての理解を深める 5. 手法中心主義を避ける
- 現場が理解しないことを強制しない
- 現場から要求されないことを強制しない 8. 改善の社会科学的側面を理解する
- 提案の利点のみを強調しない
- 成果を自分のものにしない
」
工場の作業と設計作業の大きな違いは、工場では具体 的で物理的に測定可能なものが多いが、設計では論理的でまだ物理化していないので簡単には測定できないなものが多い点である。あるいは、模型(model)を作っていると、瞬時にあらゆる情報が分かるというあり得ない全能の「神の立場」で制御しようとするので、制御可能のように見えることがある。実際の測定は、費用・資源・時間を使うので、費用・資源・時間の制約を入れた模型(model)で計算すると制御不能のように見えることがある。しかし、確率分布、相互作用など複雑な条件下で解決可能なこともある。解は演繹的ではなく、発見的に見付ける場合がある。
工場での改善 手法を現場に適用するには、測定可能な水準の違いを 押さえれば、設計力の向上に役立つかもしれない。
上記のような知見の背景として、物理現象と人間の 行動の間には、確からしさ、確率分布、時定数が違う ことを仮説として設定している。人間の行動の要因は 多数あり、それらを同時に調べることは不可能である。
例えば、物理現象の測定で 99.9%が閾値だとすれば、人間の行動の測定は 50%を閾値として考える場合がある。これは過半数という概念で、多数決の原理の 基礎となっている。それ以上精密な数字を調べても、 多数ある原因、結果について、すべてをより精度の高 い数値を計測することは不可能である。場合によっては1%でも有意なことがある。例えば、100人の組織で1人ができればいいことは1%と表現できる。
物理現象でも、1%の事象を有意にするために、濾過(filter)で、残りの99%を排除できれば、99.9%以上にすることが可能である。人間の場合には、排除するのが難しいので、特許、論文、規格のような出願式の仕組みがある。
改善活動が、提案方式である背景がぼんやりと浮かび上がってこないだろうか。
脱却の鍵
本、論文で通用しないことも、国際規格審議では通ることがある。
現場の経験ではあたりまえのことが、本、論文には登場しない。
国際規格の審議の場でも、管理者、間接部門しかでてこない会議では同様かもしれない。
ちょっとプログラムを仕事で書いたこと経験のある人なら、本、論文にかいてあることと、
現実の間には、機密事項と個人情報の壁で見えてない、さまざまな制約、前提条件があり、元bあではあたりまえのことも、本、論文にはかいてなくても、国際規格の審議では通るかもしれない。
<この記事は個人の過去の経験に基づく個人の感想です。現在所属する組織、業務とは関係がありません。>
This article is an individual impression based on the individual's experience. It has nothing to do with the organization or business to which I currently belong.
文書履歴(document history)
ver. 0.01 初稿 20230813
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