SWESTで、展示と分析をして、わかったこと、わからなかったこと、よかったこと、あらためるとよいことを記録します。
SWEST
http://swest.toppers.jp/
分析
毎回HAZOPの実習ではやり方を変えている。
人数、経験、年齢、性別などは、こちらが意図的に変更しているわけではない。
変えていないのは、3人による班構成、3回人を交代して回すという方法。
目的
なにか一つでも、これまで気がついていなかった視点を見出す。
これまでやっていたことの抜け漏れの可能性を確認する。(発見できなくても)
検出方法、対策案まで考える。
時間
会議の前の参加者の意識調査、得意分野調査として実施する場合は、15分から30分の場合がある。
安全分析として実施する場合には、初めての人がいる場合には70分から7時間くらいまで幅がある。
初めての人がいなければ最小60分で3回回せている。
7時間の場合には、報告を全体でまとめて、抜け漏れの確認、重複度合いなどを確認し、検出方法、対策案まで考え
次の作業に移れるような整理まで含んでいる。
3時間くらいまでは、発見と経験が主に。
回数
安全分析として実施する場合は必ず3回回す。(60分でも7時間でも)
参加者の意識調査、得意分野調査などの場合は1回にしている。
個人作業
班作業の前に、班作業の時間より長く個人作業を行う。
個人作業は何も説明せずに始めるのがよい。
説明の範囲内の作業をしてもらっても有効な分析はできない。
事前に個人作業を実施して集まっている場合には、個人作業を短くすることがある。
なにも発想できないことだけは避ける。
何か事前に知識がないと作業できないという誤解をしている方がいる。
事前に説明しては、利用者が事前に知識がなくて操作間違いする可能性を分析できない。
どういう人が、何にどう誤解する可能性があるかは、作業そのものに対する誤解と同様排除しない方がよい。
班作業
3人で班を構成する。
主催者側が2人いれば、その2人が入るか入らないかで全部の班が3人にできる。
洗い出した項目の数が少ない人から班で報告する。
全体報告
全体報告は、一番大事だと思った1項目だけ、各班から報告する。
ただし、他の班が全く同じ報告をした場合は、その次に大事だと思った項目を報告する。
すこしでも、条件が違えば、その違いを報告するとよい。
##よかったこと
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わかったこと
事前準備として参加者にお知らせしていないと、迷うことが多くなる。
迷う状態で発想してもらいたいことを、参加者には知らせない方がよいかもしれない。
いろいろ知らせてあると、その枠内での最適化をしようとして、普段の仕事同様、意味のないことに無駄に時間を使うことがある。
わからなかったこと
展示
プログラマが知っているとよい色使い(安全色)とカラーユニバーサルデザイン
小川清(名古屋市工業研究所)
https://qiita.com/kaizen_nagoya/items/cb7eb3199b0b98904a35
スライド
スライドを新たに数枚追加し、
Qiitaの中身をそのままスライドにしたものを利用した。
色弱模擬フィルタ「バリアントール」
http://www.variantor.com/jp/
variantor_photo_mini.jpg
かけてもらって、赤と緑のみえぐらいをスライドで確認してもらった
自己資料の改定
「ちょけねこたんじょうびのおくりもの」
の対応前、対応後の色を見てもらった。
お願いしたこと
見え方のいろいろな方を、製品評価の際にお願いしたい。
いただいた意見
赤と緑の錐体の反応範囲で近いことを知った。
錐体の数が3分の1づつじゃないことを知った。
赤が黒に近く見えることがあることを模擬フィルタで知った。
人によって見えかたが違うかもしれないことがあると知った。
音の認識で同じようなことが考えられないかを考えた。
文書履歴(document history)
ver. 0.01 初稿 20190928
ver. 0.04 URL追記 20230228
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