運動競技を題材に機敏(agile)を考える
<この項は書きかけです。順次追記します。>
1 サッカー(foot ball)
機敏(agile)度が高い。
1.1 時間(time) 攻撃と防御
サッカーは攻撃と防御という時間はない。
キックオフー、フリーキック、スローインなど、どちらから行動するかを決まっている場合は、その行為が済むまで待つ必要はある。
間接フリーキックなどの特定の条件以外の場合、いつ得点してもよい。
制約としては、ゴールキーパー以外は手をつかってはいけないということと、
ペナルティエリア、タッチラインなどの空間的な事項と、
間接フリーキックなどの時間的な行動についてがある。
「第15条 相手競技者は、例えスローワーがラインの後方にいたとしても、スローインが行われるタッチライン上の位置から 2m 以上離れなければならない。」
1.2 役割(role)
すべての人が、間接フリーキックなどの特定の条件以外の場合には、得点してもよい。
ゴールキーパーという固定的役割の人が一人いる。この人は手でボールを掴んでいい範囲は限られる。攻撃でシュートを打っていけないわけではない。
2 ラグビー(rugby)
機敏(agile)度がサッカーよりも高い部分もある。低い部分もあるかもしれない。
憲章・競技規定・通達
https://www.rugby-japan.jp/future/rule/
2.1 時間(攻撃と防御)
サッカーのようにゴールキーパーという固定的な役割がない分だけ自由度は高いと見ることができる。
前に手でボールを投げることができない。
足で前にけることはできる。
2.2 役割(role)
ラグビーで機敏(agile)でない動きはスクラムかもしれない。
ラグビーは、ゴールキーパーがいない、手も使えるなど、サッカーより機敏な面もある。
フォウェアードがスクラムを組み、ボールを入れるスクラムハーフという役割が決まっている。
スクラムはボールが出るまで行動が制約されていて機敏(agile)ではない。
3 アメリカンフットボール(American Football)
公式規則(決定報)
https://americanfootball.jp/rule
機敏(agile)度が、サッカー、ラグビーと比べると低いかも。
攻撃と守備の役割分担がある。
4 野球(base ball)
野球規則改正
http://npb.jp/npb/
改正後の規則がみあたっていません。
機敏(agile)度が低いかも。
攻撃と守備が完全に分離している。
守備の途中で得点することがない。
役割分担、行動範囲など作業定義がある。
機敏度が低いことが推測できる。
特定の仕事の仕方から、より機敏にするために、役割定義、行動定義などをすることに価値はある。しかし、ある程度うまく行くようになったら、役割定義、行動定義などを減らして行く状態が機敏であり、特定の役割定義、行動定義を固定にしたらその時点で機敏(agile)ではない。
参考資料(reference)
仮説・検証(166)agile(機敏)をfootball(蹴球)で説明してみる
https://qiita.com/kaizen_nagoya/items/4385d5c1b9520a7b4cb6
個人(person)
子供が小学生の頃、サッカークラブのコーチが、
「J1の試合は見に行くことは勧めない。」
とおっしゃった。
「服をひっぱったり、大げさな振る舞いをしたり、子供が真似るようになるから。」
とのこと。
衝撃だった。専門家(professional)を真似ていけない運動競技があろうとは、それまでに考えたことがなかった。
ラグビーワールドカップが日本であっっとき、ある方がボソッと言った。
「ラグビーはサッカーをする層より社会的地位が高く、サッカーのような反則や大げさな振る舞いをする人はほとんどいない」
まるで、プログラマの世界を言われているようだった。
日本のサッカーでも、子供に真似させたくない反則や大げさな振る舞いをする人は、J1であれば一人か二人くらい。それが目立つだけかもしれない。
<この記事は個人の過去の経験に基づく個人の感想です。現在所属する組織、業務とは関係がありません。>
文書履歴(document history)
ver. 0.01 初稿 20191110
ver. 0.02 サッカー規則加筆 20191111 午前
ver. 0.03 ラグビー加筆 20191111 午後
ver. 0.04 規則類加筆 20191120
ver. 0.05 表現補足 20200129
ver. 0.06 表題追記 20200229
ver. 0.07 ありがとう追記 20230320
最後までおよみいただきありがとうございました。
いいね 💚、フォローをお願いします。
Thank you very much for reading to the last sentence.
Please press the like icon 💚 and follow me for your happy life.