AUTOSARは自動車用OSの業界団体規格です。
業務で利用する場合には、会員になることを条件にしています。
2002年から20年経ち、当初の狙いの段階に近づいてきました。
MATLABでモデルさえ記述すれば、あとは自動生成だけでソフトが完成するところまで、あと一歩です。
Ethernet, UNIXが生まれて20年で大衆化したのと同じように考えると分かりやすいでしょう。
AUTOSARの上で動く、クラウド対応のミドルウェアが出て、開発も運用もクラウドになれば、一気にAUTOSARは大衆化するでしょう。
AUTOSAR Abstract Platformへの道 R22-11
AUTOSARは、ISO、IEC、ITUと情報交換契約を結んでいません。
AUTOSAR文書には、ISO、IEC,ITU記述を全文引用することはできません。
WTO/TBT協定に基づき、国際的な調達は国際規格との差異を記述することにより文化依存しない仕様を目指します。
ISO、IEC、ITU文書を合わせて読むと技術内容は理解できます。
CAN、OSEK/VDX OS、DIAGは、ISO定義を先に確認しましょう。
OSEK COM、OSEK NMなどはISOの規定から、基本的な部分でAUTOSARでは定義を変えています。
AUTOSARで変更している部分を仕様等で明記するか、ISOを改定するとよいでしょう。
AUTOSARの参考文献欄の改定が進んでいません。
Glossary用語定義の網羅性が低いです。
本文を読む前に確認するとよいかもしれません。
本文を読んでから確認してもよいかもしれません。
<この記事は書きかけです。順次追記します。>
This article is not completed. I will add some words in order.
2023年4月URL変更
この項は2023年4月21日、AUTOSARの文書のURLが変更になった。
/classic/22-11/
が
/R22-11/CP/
過去記事で、URLでエラーが出たら書き換えてみてください。
/adaptive/22-11/
は
/R22-11/AP/
/foundation/22-11/
は
/R22-11/FO/
です。
2023年11月URL変更
2023年11月にもAUTOSAR文書のURLが変更になっている。
/user_upload/standards/classic/21-11/
を
/standards/R21-11/CP/
などに書き換えてください。
/user_upload/standards/adaptive/21-11/
を
/standards/R21-11/AP/
/user_upload/standards/foundation/21-11/
を
/standards/R21-11/FO/
お手数をおかけします。
1年に2度URLを変更するなんて、新しい記事が書ける。とても嬉しい。
一覧
AUTOSAR R22-11 Qiita記事一覧 20230421 。
この記事の表題の最後に「20230421」を加えます。
AUTOSARが、2022年の版、R22-11を公開しました。
R21-11より魔は未発行。
文書は検索してダウンロードできます。
R20-11,R21-11, R22-11の3年分だけになりました。
公開行事の模様は
AUTOSAR R22-11 Release Event 20221208
Classic Platform Release Overview, AUTOSAR No.0 ,R22-11, CP, 20230421
Foundation Release Overview, AUTOSAR, 781, R22-11, FO, 20230421
Adaptive Platform Release Overview, AUTOSAR 782, R22-11, AP, 20230421
要求仕様対応(Requirement and Specification)
Abstract Platformとの関係
データ通信統合。
文書変更(Document Change)
• Initial release
用語
Abbreviation / Acronym | Description |
---|---|
CBR | Channel Busy Ratio |
CCSA | China Communications Standards Association |
CV2x | Cellular Vehicle-2-X Driver |
DSMP | Dedicated Short Message Protocol |
IP | Internet protocol |
LTE-V2X | Long Term Evolution based Vehicle to Everything |
V2X | Vehicle to Everything |
NTCAS | National Technical Committee of Auto Standardization |
PC5 | The reference point between the UEs (User equipment) used for control and user plane for ProSe (Proximity-based Services) Di- rect Communication for V2X Service |
PPPP | ProSe Per-Packet Priority |
単語帳
T.B>D.
参照
[1] YD/T 3707-2020: Technical requirements of network layer of LTE-based vehicular communication
http://www.ccsa.org.cn/
[2] YD/T 3756-2020: Technical requirement of vehicle terminal for LTE-based vehic- ular communication
http://www.ccsa.org.cn/
[3] Glossary AUTOSAR_TR_Glossary
https://www.autosar.org/fileadmin/standards/R22-11/FO/AUTOSAR_TR_Glossary.pdf
[4] General Specification of Basic Software Modules AUTOSAR_SWS_BSWGeneral
[5] Specification of Ethernet Driver AUTOSAR_SWS_EthernetDriver
[6] Specification of Ethernet Interface AUTOSAR_SWS_EthernetInterface
関連文書(Related document)
AUTOSAR Abstract Platformへの道 R22-11
自動車 記事 100
Basic principles, ボッシュ自動車handbook(英語)11版まとめ<2>
JAXA/IPA クリティカルソフトウェアワークショップ WOCS言語関連発表(改定版)
CAN(controller area network)
「はじめてのCAN/CANFD 」 ベクタージャパン <エンジニア夏休み企画>【読書感想文】
三方良し Udemy 車載LAN入門講座 CAN通信編
詳解 車載ネットワーク CAN, CAN FD, LIN, CXPI, Ethernetの仕組みと設計のために(1) 著者 <エンジニア夏休み企画 読書感想文>
詳解 車載ネットワーク CAN, CAN FD, LIN, CXPI, Ethernetの仕組みと設計のために(2)参考文献 <エンジニア夏休み企画>【読書感想文】
詳解 車載ネットワーク CAN、CAN FD、LIN、CXPI、Ethernetの仕組みと設計のために
R23-11
<この記事は個人の過去の経験に基づく個人の感想です。現在所属する組織、業務とは関係がありません。>
This article is an individual impression based on the individual's experience. It has nothing to do with the organization or business to which I currently belong.
文書履歴(document history)
ver. 0.01 初稿 20230816
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