はじめに
自己紹介
未経験からWEB系エンジニアへの転職を目指している者です。現在はRuby on Railsを学習中です。
この記事を書いたきっかけ
Homebrewを使ってRubyをバージョンアップした際にRubyのバージョンがうまく反映されなくて苦戦したため、備忘録としてまとめました。
動作環境
- mac OS Sonoma 14.2.1
- Homebrew 4.2.4
準備
Homebrewをインストールしてしていない場合は、下記のURLを見てインストールしてください。
分からない場合は、「Homebrew インストール」とかで検索すれば、良い記事がたくさんあると思います。
rbenvをインストールする
以下のコマンドを入力して、rbenvをインストールします。
$ brew install rbenv ruby-build
rbenvとは
rbenv は、Unix 系システム上の Ruby プログラミング言語のバージョン管理ツールです。同じマシン上で複数の Ruby バージョンを切り替えたり、作業中のプロジェクトが常に正しい Ruby バージョンで実行されるようにする場合に役立ちます。インストールが成功しているか確かめるため、バージョンを確認します。
$ rbenv -v
rbenv 1.2.0
Rubyをインストールする
最新の安定版のRubyバージョンを確認します。
$ rbenv install -l
入れたいバージョンを指定してインストールします。
$ rbenv install 3.3
使用するrubyバージョンを変更します。
# macで使うデフォルトのrubyバージョンを変更する場合
$ rbenv global 3.3
# カレントディレクトリで使うrubyバージョンを変更する場合
$ rbenv local 3.3
Ruby Gemをインストールします。
$ gem install bundler
Rubyのバージョンを確認して変更されていればOKです!
変更されていない場合は、もう少し設定が必要です。
$ ruby -v
パスを通す
Rubyのバージョンが変わっていない場合はパスを通す必要があります。
自分の場合はパzshを使用していたにも関わらず、.bashrc
にパスを通していたことがつまづきの原因でした。
パスを通すとは
コンピューターのシステムにおいて、特定のフォルダーに含まれる実行可能ファイルを、コマンドプロンプトやターミナルから直接実行できるようにすること。.bashrcまたは.zshrcを設定する
以下のコマンドを入力して、現在使用しているシェルを確認します。
$ echo $SHELL
<bashの場合>
以下のコマンドを入力してvim画面を開きます。
$ vim ~/.bashrc
i
を入力して、挿入モードにします。(ターミナルの一番下に「-- INSERT --」と表示さていればOK)
rbenvの初期化スクリプトを実行するコマンドを行末に追加します。
eval "$(rbenv init -)"
esc
キーで挿入モードを抜けて、:wq
を入力し、変更を保存してvim画面を閉じます。
(保存せずにVim画面を閉じる場合は:q!
を入力します。)
下記コマンドを実行して、パスの追加を反映させます。
$ source ~/.bashrc
<zshの場合>
以下のコマンドを入力してvim画面を開きます。
$ vim ~/.zshrc
eval "$(rbenv init -)"
を行末に追加します。
下記コマンドを実行して、パスの追加を反映させます。
$ source ~/.zshrc
参考