記事の目的
- IPUSIRON著の『ハッキングラボのつくりかた』の勉強のため
- 同書の初版の出版年が2018年であり、現在のKali Linuxと環境がいくらか違う。他に同書を利用して、ハッキングラボの構築のための勉強をしている人に参考となる情報を提供するため
当方の環境の説明
同書に従い、ハッキングラボはOracleのVirtualBoxを利用した仮想マシン上に構築する。
物理マシンのホストOSと仮想マシンのゲストOSの環境は、次の通り。
ホストOSの環境
FerenOS 2022.03 64bit版(Ubuntu20.04 focalと同等)
メモリ: DDR4-2133 16GB
CPU: Intel core i5-6500 @3.20Ghz
ゲストOSの環境
Kali Linux2022.1(64bit版)
環境設定はovaファイルからインポートすることで行う。同書では、ホストOSがWindows10 64bit環境であったが、上記のホストOSでも問題なかった。
今回は、VirtualBoxのインストールは省略する。理由は、ホストOSごとにインストール方法が違うため。
ちなみに、どの環境でもVirtualBox Extension Packのインストールは推奨です。
ダウンロードページ
Kali Linuxのインストール
Kali Linuxのインストールは様々あるが、今回はovaファイルを利用してのインストールを行う。
下記のURLからVirtualBoxのovaファイルをダウンロード
(torrentでもダウンロード可能。ダウンロード後はsumをチェック。)
https://www.kali.org/get-kali/#kali-virtual-machines
ダウンロード後に、VirtualBoxを起動する。
メニューバーの「ファイル」から「仮想アプライアンスのインポート」をクリック。(ショートカットキーはCtrl+I)
クリックして出てきた「仮想アプライアンスのインポート」ウィンドウでは、「ソース」はローカルファイルシステムを選択、ファイルはダウンロードしたovaファイルを選択し、「次へ」をクリック。
「次へ」をクリックした後、仮想マシンの構成が表示される。特に問題なければそのまま「インポート」。だいたいはデフォルト値のままで良いみたい。
ウィンドウタイトルやボタンの値などはかぎかっこ付きで示す。
インポート完了で、すでにKaliLinuxのインストールは終了。
今回は、ここで終わり。