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「初心者」この一年で多くの OSS を開発して分かったこと

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はじめに

今回は、プログラミング歴1年の初心者が
この一年で多くの OSS を開発して分かったことについてお話します。

「何を作ればいいのか分からない」
「OSS を公開してみたいけど不安」
そんな人の参考になれば嬉しいです。

なぜ OSS をたくさん作ったのか

プログラミングを学ぶ中で、「作らないと何も身につかない」と感じるようになりました。

その中で OSS は、自分の不便を解消しつつ、学んだことを形として残せる
ちょうど良いアウトプットだと思い、積極的に作るようになりました。

  • 自分や他の人の不便を解消したかった
  • 技術力を上げたかった
  • とにかく作らないと成長しないと思った

この一年で作った OSS のジャンル

この一年で、主に以下のような OSS を作ってきました。

  • CLI ツール
    日々の作業を自動化したり、手作業を減らすためのツール。
    自分が普段使っていて「これ面倒だな」と思ったことを形にしました。

  • ライブラリ系
    他のプロジェクトでも再利用できるようにした機能の集合。
    一度書いた処理を何度も書き直さなくて済むようにしたかったのが理由です。

ジャンルはシンプルですが、
「実際に他の人が使うかどうか」を基準に作ることを意識していました。

OSS を作ってよかったこと

OSS を作り続けて一番良かったと感じたのは、
とにかく手を動かす量が増えたことです。

チュートリアルを読むだけでは分かった気になってしまいますが、
実際に動くものを作って公開することで、
分からない部分を自分で調べて解決する力が身につきました。

また、OSS として公開することで、
「自分以外の人が使うかもしれないコード」を意識するようになり、
コードの書き方やエラーハンドリングにも気を配るようになりました。

他にも、以下のような点が良かったと感じています。

  • 小さくても「完成させる」経験を積めた
  • README や使い方を書く重要性に気づけた
  • 失敗しても次に活かせる実績として残った

OSS を作って分かったこと

OSS を実際に作って公開してみて、
事前に思っていたことと違った点がいくつもありました。

まず感じたのは、
作っただけでは使われないということです。

どんなに自分の中で便利だと思っていても、
使い方が分からなかったり、説明が不足していると、
他の人には触ってもらえません。

そのため、コードそのものよりも
README やサンプルの重要性を強く実感しました。

また、OSS を公開すると、
自分では気づかなかったバグや改善点が見えてきます。

一人で完結していたときよりも、
「どういう使われ方をするのか」を想像しながら
コードを書くようになりました。

さらに、反応が少ない OSS も多くありましたが、
それ自体は失敗ではないと感じています。

使われなかったとしても、
作った過程や悩んだ点は確実に次の開発に活きており、
公開すること自体に大きな意味がありました。

まとめ

この一年で多くの OSS を作ってみて、
技術力そのもの以上に、考え方が大きく変わったと感じています。

完璧なものを作ってから公開する必要はなく、
小さくても動くものを出してみることが、
一番の成長につながりました。

反応が少なかった OSS もありましたが、
作った経験や悩んだ時間は決して無駄ではなく、
次の開発に確実に活きています。

これから OSS を作ってみたい人は、
まずは自分が少し不便だと感じていることを題材に、
小さなツールを公開してみてほしいです。

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