どうも、カーブミラーです。
今回は、ChatGPTのメモリ機能について、使ってみてわかったことです。
本記事は、ChatGPTについての
記事です。 あしからず。
ChatGPT等の動作状況を知らせる
OpenAIのステータスページ。
OpenAIステータス
こちらも載せますね。
ChatGPTが使えない?ログインできない・反応しない原因やエラー時の対処法を解説
著作権法については
こちらを参照するのが
良いのではないかと。
文化庁レポートをもとにした
著作権法についての動画(約20分)
かいちのAI大学 【警告】ChatGPTの画像生成は危険です...【4o Image Generation】
では、さっそく【本題】です。
今回は、
メモリ機能について、
使ってみてわかったことです。
メモリ機能についての
機能説明などは、
こちらを参照してください。
【ChatGPT】新しいメモリ機能が発表。
まだ、
知らせが来ない、という方は、
メモリ機能をオンにしてください。
じゃないと、
知らせも届きませんし、
機能も使えません😅
発表されたのが
2025/04/11の2時
(14時ではなく)でした。
私には
数日経っても
知らせが来ないので
焦(じ)れていました。
もしかしてと思い、
メモリ機能をオンにしたら
知らせが届きました。
↓はスマホアプリ画面
“この人には必要ない”と
フラグが立ってたんですね😅
それで
使いはじめたわけです。
まずは、感想です。
ひと言で言うと、
「この機能は便利。
だけど、不便だな」
です。
ユーザーのスタイルや
細かな注意点を記録して
セッションで使ってくれるのは、
とても便利です。
個人的に使う場合は、
自分に寄り添ってくれる相棒
という存在になることでしょう。
しかし、
便利な反面、
ずっとChatGPTを
使ってきた人には
わずらわしいことも。
違和感とも言えるかな。
“このユーザーはこれ使うよね”と
よく使う言葉を
簡単に使ってきます。
こちらとしては、
Promptどおりに
実行してくれればいい、と
思っているのに、です。
まるで、
中国の有名な四字熟語
「画蛇添足(がだてんそく)」
みたいです。
これは
ヘビの絵を描くという
コンテストがあり、
ひとりが早々に描き上げ
ヒマなので
脚をつけて龍にした話。
まぁ、“蛇足”の語源の話です。
これと同じに
思えるわけです。
それはさておき、
使った中で、わかったことを
書きます。
操作方法は
記事の後ろの方に書きました。
【メモリの一覧】
【メモリへの記録】
【メモリからの削除】
さて、まず、このメモリ機能は
決して、すべてのセッションを
見ているわけではありません。
X-Twitterでも
誰もポストしていないので
把握されていないようです。
ChatGPTに問い合わせると
過去の履歴の
40から60のセッションを
参照している、とのこと。
ということは、
一日10セッションを
やっている人は、
五日ほどの
過去にしか遡れません。
一度、履歴をある程度遡って
リストアップさせてみましたが、
やはり、32セッションまで
でしかありませんでした。
こちら(↓)は、
Web版ChatGPTで、
スマホブラウザを
PC版サイトに設定した上で、
タイトル一覧を出させたもの。
つまり、
メモリ機能は、
過去のセッションすべてではなく、
一定の範囲でしか
取得できない、
ということになります。
ちなみに
内部のタイトルには、
“0329T14”というような
番号が振られています。
これは
ChatGPT の履歴ID的な
タイムスタンプ構造で、
→ 0329 は 3月29日
→ T14 は 14時台
に最終更新されたことを
示しています。
※その後ろの日付は
私が個人的に
書き込んでいるものです😸
おわかりになるかと思いますが、
このIDには年は含まれていません。
なので、
メモリ機能が
参照できる範囲の
最古というと、
月日を参考にするしか
ありません。
それが、
最新よりも古い月日だと、
最新よりも古い、と
判断されます。
ChatGPT先生いわく
(ChatGPT先生)
2024年3月29日のものなのか、2025年3月29日のものなのかは、表示された日付や会話の内容、システムの管理情報から推定しています。
ですから、セッションの
“作成年月日を教えて”と
指示しても類推した年月日を
返してくるわけです。
それが間違っていても。
どうしても、というのであれば、
ユーザー自身が判断する
しかありません。
また、
“いついつのセッションを探して”
というのも、上記のとおりなので、
探せません。
探すならば、
内容で、でしょうか。
実は、それもダメです。
上にも書いたとおり、
ChatGPTが探すのは、
彼が見えている範囲です。
やるならば、
履歴検索で、
日付+“T”ですね。
あとは、
ご自分で履歴を
遡ってください。
もうひとつ、
Export情報をブラウザで
検索する手がありますが、
以前からChatGPTを
使われている方には
おすすめできません。
だって、
テキストだけでも
ブラウザに読み込むのに
時間が掛かりますし、
途中で落ちたり
しますからね。
(やった😅)
では、
メモリされた内容を見るには
どうしたらいいのでしょうか?
【メモリの一覧】
メモリのリストアップ。
を使ってください。
指示の仕方は
ほかにもありますが。
これで出てくるものには、
カスタム指示
(Custom instructions)に
記載したものも出てきます。
メモリだけのものにしたければ
明確にカスタム指示を
排除する必要があります。
【メモリへの記録】
新たなことを
明示的に記録するには、
“メモリして。”に続けて、
その内容を入力してください。
記録できれば、
“保存されたメモリを更新しました”
とメッセージが表示されます。
このメッセージをタップすれば
管理画面に飛べるリンクが
出てきます。
必要に応じて
使ってください。
【メモリからの削除】
記録されている事柄を
削除するには、
管理画面が的確です。
それでもPromptでの
指示も行なえます。
リストアップしたあとで
目的のものを見つけます。
“メモリ削除して。”のあとに
削除したいもののことを
コピペなりで入力。
記録のときと
同じメッセージが出てきます。
管理画面を
開いて確認すると
よりGOOD👍
これで、
リストアップ、
記録、削除が
行なえました。
ちなみに私は、
このあと、メモリ機能を
オフにしました。
記事を書く上で
Promptの記述に
影響しそうなので😅
❗メモリ機能の注意点❗を
もう一度、書きますね。
・メモリ機能は
履歴すべてを見ていない。
・ChatGPTは内部的に
セッションに認識IDを振るが、
月日時しか記載しない。
だからそのセッションが
今年なのか去年なのか
わからない。
・履歴すべてを
ChatGPTが見る術はない。
全否定しているわけではありません。
記録・削除して、整理するのは
必要ですが、
対話を続けていけば、
勝手に記録していくので
過去に囚われることは
ありません。
育てましょう😸
みなさんの
作品制作の糧に
なれば、幸いです。
今回は、ここまで。