はじめに
世の中のパパママエンジニアの皆様、今日もお疲れ様です。
私が駆け出しパパエンジニア時代に抱いていた悩みが、「仕事に全力を尽くせず、周りに置いていかれる・・・」というものでした。
あれから一年経過し、駆け出しパパエンジニアから初級パパになった私が、一年前の自分にアドバイスを贈ります。
人それぞれで色んな事情があり、あくまで自分の例です。
新米パパ時代の苦悩
子供が生後3ヶ月の頃、私は育休から復帰しました。
3ヶ月の我が子の育児は当時は非常に大変で、まずは仕事に復帰しリズムを取り戻すことに必死でした。
ちょうど昨年の12月頃、少し育児と仕事に慣れてきた私は、「周囲に置いていかれてる感」をひしひしと感じていました。
周りに置いていかれる恐怖
技術力で置いていかれる
平日の一日あたり、育児に5時間くらいかかるので、今までやれていた学習ができません。
しかし、周囲のエンジニアたちはいつも通りブログ発信、登壇、社内でもイケてる動きを取っています。
私は仕事をこなすので精一杯、あせりました。
プライベートで勉強できない
土日は多少時間がとれます。しかし、そんな余裕はありません。
夜も寝ずに対応せねばならず、安眠ができないため、疲れてます。そんな中でも時間は取れるのですが、短時間(30分程度)でしか時間が取れないことが多いです。
救いを求めた私
こういう悩みは世の中に溢れています。
そこで私は先輩パパの知見を頼ったり、インターネット上の情報を見漁りました。そこで見つけられた解答はこんなものでした。
家族最優先。一旦今の自分を受け入れて、家族優先でやるべき。バリバリ仕事をするのは今のタイミングでなくても良い
私の目に入ったのは、課題に対して受容するような選択をするのが多かったです。
普通はそれで受け入れられることが多いかもしれませんが、私には受け入れられないものでした。これは、私の価値観の一番重視しているものが「成長」だからかもしれません。
そういうニュアンスはないとは思いますが、ある程度妥協して仕事すべきだよね、というふうに私は受け取ってしまいました。
そんな私に贈る言葉
家族優先はわかってるけど、育児もキャリアもがんばりたい!という私に贈ります。
すべて完璧にやらなくても良いという気持ち
良いパパ、良い会社員であるから、こういうことをやらねばならないということはありません。
おうちでも仕事でも、「限られた時間」の中で、最大限の結果を出す意識が大切です。
この考えはスクラムの考えに通ずるものがあります。限られた時間で最大限の成果を上げるために何をするのか?全力で工夫をします。
では、これをどのように実現するか?
タイムボックスを守る 〜育児の時間を確保する〜
まずは、育児の時間を確保、計測することでどこに自由時間を作れそうか考えます。そのためにまずは全力で育児を実行し、リズムを確立します。
育児の時間は絶対に確保する
育児の時間は絶対に確保しましょう。
子供の成長は一瞬らしいです。シンプルに楽しみましょう。
また、ママの味方になれるのはパパだけなんだという気持ちを持つのも大事です。ママを助けていきましょう。
規則正しい生活をする
規則正しい生活をすることで、生活をハックできるようになります。
生後間もないときは子供の体内時計はしっかりしてないらしいですが、体内時計を作りに行く営みは重要だと思います。
規則正しい生活をすると、ここの時間で頑張ってインプットする、みたいなことができるようになっていきます。
限られた時間の質を上げる
限られた時間しか仕事と業務外のアウトプットに使えないです。これは避けようもない事実。
じゃあどうするか?
量ではなく質を上げる
量を増やすのはやめた方が良いと思います。
量を増やすということは、既存の大事な時間を侵食したり、睡眠時間を削ったりする必要があります。そこに削りしろがないなら削るべきではないです。
では、質を上げるためにはどうすれば良いでしょうか?
一石N鳥
仕事や業務外で何かをやる場合、一つのアクションで多方面に喜ばれる取り組みか? というのを大事にしましょう。
例をいくつか考えてみました。
例1: ただインプットするだけではなく、自社のQiitaの記事としてアウトプットする
自分に閉じて、ただ勉強するだけではなく、自社のQiitaの記事としてアウトプットすると、インプットだけに比べて、自分の学びが深くなったり、自分以外の人(会社のプレゼンス向上)が喜びます。
インプットの量が減ったとしても、アウトプットまでをセットにして動いたほうが同じ時間を投資したあとのリターンが大きいです。
例2: 周りの仲良い人だけの勉強会を、たまにはオンラインでイベントとして発信する
定期的な勉強会をしているなら、会社のLTイベントとしてオンライン配信しても良いかもしれません。社内イベントでも良いと思います。
同じような営みでも、社外の人が触れられるものになったり、会社としてもプレゼンス向上や社内への認知を広げられるため、より多くの人が喜びます。
上記のように、同じ時間を投資するなら、大怪我しない範囲で「他の人にもうれしいことがあるようなやり方はないかな?」と考えられると、質を上げられるのでは?と最近思っています。
同じ土俵で勝負しない
これも非常に重要な気がしています。
上には上がいます。私の会社にはつよつよな人がいっぱいいます。
その人達は莫大な時間やエネルギーを特定技術領域に投資しているように見えており、正直敵う気がしません。
なので、私は同じ土俵で勝負しないようにしようとしています。
つよつよエンジニアはやらなそうだけど、自分や周囲の人に良いことがありそうなことに力をいれることで、自分なりのキャラクターを確立しようとしています。
自分の例
- 社内外で強制的に勉強&発信する仕組みを作る(社内LT会、Podcast配信)
- ブログよりライバルが少ないPodcast配信をする
まとめ
育児とキャリアの両立に悩んでいた一年前の自分に伝えたいことをまとめます。
- すべて完璧を目指さない: 限られた時間の中で、最大限の成果を出すことに集中する
- タイムボックスを守る: 育児の時間は絶対に確保。規則正しい生活でリズムを作る
- 質を上げる: 量ではなく質。一石N鳥を意識して、同じ時間で多くの価値を生む
- 同じ土俵で勝負しない: 自分なりのキャラクターを確立する
一年前は「置いていかれる」と焦っていましたが、今は「限られた時間で、自分ならではの価値を出す」ことに集中できるようになりました。
育児は大変ですが、子供の成長は一瞬です。キャリアも大事ですが、今しかない限られた時間を楽しみながら、工夫して両立していきましょう。
同じ悩みを持つパパママエンジニアの皆様の参考になれば幸いです。