upower --enumerate
を実行すると,例えばうちのノートPC (HP Pavilion dm1-4000) では以下のような出力が得られる.
/org/freedesktop/UPower/devices/line_power_ACAD
/org/freedesktop/UPower/devices/battery_BAT0
このうちどちらか片方が正解なのでそれを以下のように指定してやればバッテリーの状態を取得でき出力することが出来る.
upower -i /org/freedesktop/UPower/devices/battery_BAT0
native-path: BAT0
vendor: Hewlett-Packard
model: Primary
power supply: yes
updated: 2014年07月08日 13時11分13秒 (27 seconds ago)
has history: yes
has statistics: yes
battery
present: yes
rechargeable: yes
state: discharging
energy: 48.0384 Wh
energy-empty: 0 Wh
energy-full: 51.4944 Wh
energy-full-design: 51.4944 Wh
energy-rate: 10.4328 W
voltage: 12.077 V
time to empty: 4.6 hours
percentage: 93%
capacity: 100%
technology: lithium-ion
History (rate):
1404792673 10.433 discharging
1404792643 8.791 discharging
1404792613 8.338 discharging
文字通り energy
が残量そのもの,time to empty
が残り時間,percentage
が残量の百分率です.
参考リンクにもあるようにaliasを設定しておくと便利だと思う.
alias bat='upower -i /org/freedesktop/UPower/devices/battery_BAT0'
それ普通デスクトップに表示されてて確認出来るのでは?
以下のたった一つのシンプルな理由でどうしてもコマンドラインでこの作業をやりたいことがあるのです.
- 外付けキーボードを忘れたので仕方なくノート本体のキーボードを使っていたらタッチパッドの誤タッチがウザく
xinput disable 'SynPS/2 Synaptics TouchPad'
でタッチパッドを無効にしたのは良いがカーソルが動かせなくなってバッテリー残量のところにカーソルが合わせられなくなったため
References
The latest information
最終更新から1年経過しました,と表示されていました.しかし2015年11月9日現在,余裕でこの手法は有効です.
2016年12月22日現在でも余裕でこの手法は有効です.