今回の記事は、プログラミング初心者の方のために、クライアントサイドプログラムとサーバーサイドプログラムの違いと、Webに関する基本的な用語について説明していきます。
####クライアントサイドプログラムとサーバーサイドプログラムの違い
クライアントサイドプログラムとサーバーサイドプログラムの違いは、そのプログラムがブラウザ上で動作するのか、それともサーバー上で動作するのかということです。
- クライアントサイドプログラム
クライアントサイドプログラムはWebブラウザ上で動作するプログラムです。このプログラムを作るために使われるプログラミング言語としては、javascriptやCSSがあります。これらはクライアントサイドの言語とも言われ、これらで書かれたプログラムの部分はwebサーバーから結果がブラウザに返ってきて、ブラウザ側で処理するときに動作します。
- サーバーサイドプログラム
サーバーサイドプログラムはWebサーバー上で動作するプログラムです。このプログラムを作るために使われるプログラミング言語としては、PHP,Python,Rubyがあります。これらはサーバーサイドの言語とも言われ、これらで書かれたプログラムの部分はwebサーバーで処理するときに動作します。
####Webに関する基本的な用語
- webページとは
webページとは、情報を1枚のページにまとめ、インターネット上で公開している文書のことです。簡単にいうと、1ページごとにブラウザーで表示されている画面のことです。
- webサイトとは
webサイトとは、webページをまとめたものです。
例えば、住宅会社のwebサイトなら、
1,トップページ
2,企業紹介ページ
3,施工内容
4,お問い合わせページ
などと、住宅会社に関する情報を種類ごとにページを分けて、成り立っています。
つまり、複数のwebページを関連づけて集めたものがwebサイトということです。
また、webサイトは略してサイトとよばれたり、ホームページとも呼ばれます。
- Webサーバーとは
Webサイトを表示するために必要となる情報を格納しておく場所のことです。
普段Webページ(もしくはサイト)を見るときに、ユーザはブラウザ(Internet Explorer、Google Chrome、Safari 、Firefoxなど)を使用し、「このwebページ(もしくはサイト)を見たい」というリクエストを送ります。ブラウザからリクエストが送られると、Webサーバは、サイトの表示に必要なデータ(レスポンス)をブラウザに送り返します。
- web開発とは
webサイトを訪れた人に何かしらの便利な機能を提供するwebサービス(webシステム)を開発することです。
Webサービスの例としては、FacebookやtwitterのようなSNSや口コミ情報が集まっているサイトやAmazonなどのECサイト、GoogleやYahooなどの検索サイトが挙げられます。