24
20

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 1 year has passed since last update.

【備忘録】AWS 予算の設定やってみた

Posted at

はじめに

業務でAWSアカウントの初期セットアップをすることがあったので、設定の1つとしてCostExplorerを使ったAWSの利用料のアラームを設定した備忘録です。

通知用SNSの作成

まずはAWSコンソールにログインし、検索バーに"sns"と入力

image.png

左メニューのトピックからトピック一覧を表示し「トピックの作成」から作成
image.png

タイプはスタンダードを選択し、名前と表示名にコストを通知してくれそうな名前を入力、アクセスポリシーはアドバンストにし、次のポリシーに置き換え、残りはデフォルト設定で「トピックの作成」
image.png

SNSトピックアクセスポリシー
{
  "Version": "2008-10-17",
  "Id": "__default_policy_ID",
  "Statement": [
    {
      "Sid": "__default_statement_ID",
      "Effect": "Allow",
      "Principal": {
        "AWS": "*"
      },
      "Action": [
        "SNS:Publish",
        "SNS:RemovePermission",
        "SNS:SetTopicAttributes",
        "SNS:DeleteTopic",
        "SNS:ListSubscriptionsByTopic",
        "SNS:GetTopicAttributes",
        "SNS:AddPermission",
        "SNS:Subscribe"
      ],
      "Resource": "",
      "Condition": {
        "StringEquals": {
          "AWS:SourceOwner": "<アカウントID>"
        }
      }
    },
    {
      "Sid": "AWSBudgets-notification-1",
      "Effect": "Allow",
      "Principal": {
        "Service": "budgets.amazonaws.com"
      },
      "Action": "SNS:Publish",
      "Resource": "arn:aws:sns:<リージョン>:<アカウントID>:<トピック名>"
    }
  ]
}

トピックができたら次はサブスクリプションを作成
作成したトピックを表示し、サブスクリプションのタブから「サブスクリプションの作成」
image.png

作成画面が開いたら"プロトコル"を「Eメール」"エンドポイント"に通知先のメールアドレス(もちろんメーリングリストでも可)を入力し、他はデフォルトで「サブスクリプションの作成」
image.png

サブスクリプションを作成したら"AWS Notification - Subscription Confirmation"の件名のメールが届くので"Confirm subscription"で承認
image.png

Subscribe完了
image.png

トピックの画面に戻ってサブスクリプションのIDの欄が保留中からIDに変わっていればOK

予算の設定

検索バーに"CostExplorer"("CostE"までで十分です)と入力 ![image.png](https://qiita-image-store.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/0/1185845/2c87fbc8-b38c-2ad6-267e-26674910309e.png)

CostExplorerのページが開いたら、左メニューのBudgetsを開き「予算の作成」
image.png

予算の設定は「カスタマイズ」を選択し、予算タイプは「コスト予算」を選択
image.png

次のページでは予算名に利用料を見守ってくれそうな名前を付け、期間は"月"、予算更新タイプは"定期予算"、開始月は今月を指定、予算設定方法は"固定"、予算額に通知したい金額を入力、予算の範囲はデフォルト設定
image.png

今回は$1500大体20万円で設定
image.png

今回は予算額の80%と100%で通知が飛ぶように設定
通知先にSNSアラートを選択し、先ほど作成したSNSのARNを記載
()
image.png

次のページでは「アクションを追加」から閾値に達した時のアクションを設定が可能
EC2を停止させるなどのアクションが設定可能(設定する場合は専用のIAMロールが必要)
今回は特に設定しないのでスキップ
image.png

最後のページで設定を確認したら「予算を作成」
image.png

予算が設定できました
image.png

さいごに

誤操作や削除忘れなどでコストが高くなりすぎないように、AWSアカウントを作成した時には予算のアラーム設定をしてみてはいかがでしょうか。
24
20
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
24
20

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?