はじめに

node.jsのコードの中で hh-mm-ssモジュールを使用する機会があったので、どのようなモジュールであるのか簡単にまとめたいと思います。

hh-mm-ssモジュールとは

時間の表現を管理するためのシンプルなライブラリです。
toMs, toS は、時間をそれぞれミリ秒、秒に変換する関数です。
fromMs, fromS は、ミリ秒や秒から「時間:分:秒」形式に変換します。

サンプルコード

hh-mm-ss.js

const TimeFormat = require("hh-mm-ss");

console.log(TimeFormat.toMs("00:01"));
console.log(TimeFormat.toS("02:00"));

console.log(TimeFormat.fromMs(3000));
console.log(TimeFormat.fromS(180));
console.log(TimeFormat.fromS(1800));
console.log(TimeFormat.fromS(18000));

const startTime = new Date();
console.log(`startTime: ${startTime}`);

setTimeout(() => {
  const endTime = new Date();
  console.log(`endTime: ${endTime}`);
  console.log(`Time difference in ms: ${endTime - startTime}`);
  console.log(
    `Time differencein in mm:ss: ${TimeFormat.fromMs(endTime - startTime)}`
  );
}, 2000);

・const TimeFormat = require("hh-mm-ss");
hh-mm-ss という外部パッケージを TimeFormat という名前でインポートしています。このパッケージは、時間を「時間:分:秒」形式に変換したり、その逆を行ったりする機能を提供します。

・console.log(TimeFormat.toMs("00:01"));
toMs("00:01") は、00:01 という時間（1秒）のフォーマットを、ミリ秒（1000ミリ秒 = 1秒）に変換します。結果は 1000 ミリ秒になります。

・console.log(TimeFormat.toS("02:00"));
toS("02:00") は、02:00（2分）のフォーマットを、秒に変換します。結果は 120 秒です。

・console.log(TimeFormat.fromMs(3000));
fromMs はミリ秒から時間（mm:ss）形式に変換します。3000ミリ秒は 3秒なので、出力は "00:03" となります。

・console.log(TimeFormat.fromS(180));
fromS は秒を「時間:分:秒」のフォーマットに変換します。180 秒は 3分なので、出力は "03:00" となります。このようにhhの単位が必要でない時は、hhの部分は表示されません。

・console.log(TimeFormat.fromS(1800));
1800 秒は 30分、出力は "30:00"となります。

・console.log(TimeFormat.fromS(18000));
18000 秒は 5時間、出力は "5:00:00" となります。

・const startTime = new Date();
console.log(startTime: ${startTime});
startTime は現在の時刻を取得するために new Date() を使っています。
console.log によって、現在の時間が表示されます。

・setTimeout(() => {
const endTime = new Date();
console.log(endTime: ${endTime});
console.log(Time difference in ms: ${endTime - startTime});
console.log(Time difference in mm:ss: ${TimeFormat.fromMs(endTime - startTime)});
}, 2000);
setTimeout は2秒後に指定した関数を実行します。
2秒後、endTime という現在時刻を再度取得します。
endTime - startTime によって、2つの日時の差分をミリ秒で計算します。
TimeFormat.fromMs を使って、その差分を mm:ss 形式で表示します。

実行結果

まとめ

node.jsのhh-mm-ssモジュールの使用方法についてまとめました。

Reference