1
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 1 year has passed since last update.

チャットボットをWOTNOTでNo Code開発した話

Posted at

この記事のまとめ

  • No Codeの勉強するためにNo Code Chatbotを作る
  • WOTNOTというNo Code Chatbot Platformの紹介
  • 作ったChatbotで使っている機能紹介

No CodeとChatbot

プログラミング不要でWebサービスとかアプリとかを作れるやつ(らしい)
ECサイトのNo CodeサービスではShopifyとかBASEとかがある
個人でECサイトとか必要ないので、Chatbotをつくってみた。

WOTNOT

No CodeでChatbot( いろんなサイトで右下に勝手に出てきて、一切の解決策を与えてくれずにスペースを占領するクソ無能な機能)をつくってみようと思いました。そこで、No CodeでChatbotを作成するためのPlatformがNo Code Chatbot Platformです。世の中にはたくさんのNo Code Chatbot Platformが存在します。
今回は

を使ってみました。理由はなんか色味がなんか好みだったからです。あと、個人利用もできるみたいですし。Free Planでは使えないけど、FAQ Builderが良さそう。
他にも類似のサービスがあるのでまとめておきます。Zendesk Chatbotが結構規模が大きそう(chatbot.comドメイン取れてるし)。Landbotのも多分規模が大きい(?)。Kuzenは日本製だけど、フリープランはなく、資料請求しないと導入できなさそう。

conversation数と料金

Chatbot Platformではconversation数、すなわちユーザとbotの会話数に応じて料金が変わってくるようです(従量課金制)。いい商売だと思いますし、Chatbotにむやみやたらに話しかけないようにしようと思いました:smirk:

  • WOTNOT: \$499/monthで50000 conversation (それ以降は\$10/1000 converation)
  • Landbot: €80/monthで2500 conversation (それ以降は€10/500 converation)

WOTNOTの機能

料金プランごとの機能はここに書いてある。その他には以下のものもあります(WOTNOT固有の機能というわけでもない)。

  • GUIによるChatbotのロジック作成
  • 多言語対応
  • 対人間チャットへの接続
  • FAQ Builder (定形的な質問文に対する返答集みたいなもの)
  • API接続やJavaScriptの実行
  • 無期限の無料プラン

WOTNOTでBOTを作ろう

WOTNOTで使った機能についてまとめてみました。
アイコンやテーマカラーなど色々設定できるのですが、ここでは省略します。

Collect Input

テキスト入力のボックス。このステータスのときでないとWOTNOTの入力フォームは機能しない。Email表現や正規表現で特定の形式のみの入力に制限できるのがGood。また、入力された内容は変数に保存できる。

Message

メッセージを表示する機能。Botが喋る内容をテキストで指定する。Collect Inputなどで保存した変数を表示させられる。例えばvarという変数があるとき、#var#としてテキスト入力すると変数が展開される。

Button

image.png
こんな感じでテキストといくつかのボタンを表示させる機能。どのボタンが押されたかで条件分岐ができる。ボタンにURLの埋め込みもできる。

Carousel

image.png
こんな感じで、複数のボタンがあるカードを横にいくつか表示させる機能。ちなみにカルーセルとよぶ。

Service Call

APIを呼ぶ、HTTPリクエストを送る機能。GET、POST、PUTを実行できる。GETの場合、URLに直接パラメータを入力する。URLにWOTNOT内の変数を埋め込むことも可能。https://example.com/param=#var#みたいな感じ。headerpayloadも操作可能。

作ったChatbot

フローチャートはこんなかんじ
image.png
こちらから試せます。

Test方法

Test this botを押せば、新しいWindowが開かれてchatbotをテストできます。
image.png

Deploy方法

さて、作ったChatbotは何かしらのサービス上に載せないと意味がありません。

image.png
ここで生成されたscriptタグをhtmlbodyの前に(headerとかに)貼り付ければデプロイできます。
とてもかんたん:upside_down:

注意点

WOTNOTの実行関数はmainという名前に変換(?)されるので、他にmain関数が宣言されていた場合、エラーが起こります(これはめっちゃ罠)

感想

  • No Codeを初めて触りましたが、ちゃんと動くものをコードを書かずに作れて面白かったです。
    • No Codeだとコードによる知見の共有が難しいと感じました
  • Chatbotのようなフローが大切なシステムでは、コードで書くよりも作りやすく、リーダブルなものができると思いました。
  • 関数化みたいな機能がない(少なくともWOTNOTには)ので、機能を増やすとフロー図が巨大化してしまいそうでした。
  • サービスとしてはちょっと荒削りであると感じる場面がある
    • 前の処理に戻すときのエッジ(導線)の挙動が悪い。直線的な動きしかしない。
    • WOTNOTのBot Builderの日本語入力はちょっとクセがある(入力しても自動保存されない時がある)。
    • URLの画像を読み込めない。リンク付きのテキストとして表示されてしまう(方法を知らないだけかもしれませんが)。
1
0
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
1
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?