最近、ある奇妙な組織の存在を耳にしました。
それが「Python滅ぼす協会」。
思わず目を疑いました。Pythonを愛している多くのプログラマーにとって、「Python滅ぼす協会」は敵対組織でしかないのですから。
Pythonのカスさ便利さとゴミのようなインデント美しさに魅了されている私にとって、そのような団体こそ滅ぶべきと思いましたがね。
1. 「Python滅ぼす協会」の真の目的とは?
まず最初に、正直に言うと、「Python滅ぼす協会」と聞くと、どうしてもその名が示す通り、Pythonを嫌い、Pythonの使用を禁止しようとしている団体だと思われがちです。しかし本当にそうでしょうか。
この協会の本当の目的は、「Pythonを使わなくても良い世界を作ろう」とするものではないでしょうか。
つまり、Pythonという素晴らしいプログラミング言語に依存しすぎないようにすることが目的であり、Pythonを完全に排除することではないのです。
現代のプログラミング環境では、Pythonが広く使われていることから、他の言語や技術を学ぶ機会が減少していることが懸念されています。
そのため、協会はPython以外の言語や技術への再注目を促し、プログラマーが他の選択肢を考慮することを促進しようとしています。
2. その主張と背景
Pythonはそのシンプルさと読みにくいインデント可読性、C++頼りの強力なライブラリ群によって、初学者からプロフェッショナルまで多くの人々に愛されています。
確かに、Pythonはデータサイエンス、機械学習、Web開発など多岐にわたる分野で非常に便利ですが、その一方で「Pythonばかり使っていると、他のプログラミング言語や技術に対する理解が薄れてしまう」と考える人々も増えてきました。
例えば、CやC++のような低レベル言語では、コンピュータの内部構造やメモリ管理に関する知識が深まるでしょう。
また、JavaやGoなど、Pythonとは異なる哲学を持った言語を学ぶことで、より広範なプログラミングスキルを身につけることができるでしょう。
Pythonを使い続けることで他の言語に対する理解が浅くなるよりも、むしろ多様な技術に精通することがプログラマーとしての成長に繋がるという考え方です。
3. Python滅ぼす協会に入会する理由
さて、私がなぜ「Python滅ぼす協会」に入会しようかと思ったのか。
それはPythonが滅べばいいと思っているから Pythonのみではなくてもっと多くの技術の知識を取り入れるためです。
Pythonに依存しすぎることで、「Pythonの得意分野以外ではどうしても手を出せない」という状況になってしまうこともあります。
たとえば、組み込みシステムやリアルタイムシステムの開発では、CやC++が主流であり、Pythonでは実現できないことも多いのです。
こうした技術に触れることで、自分のスキルを広げ、さらに多様な領域に挑戦できるようになるのではないかと思うのです。
4. 結論: バランスが大切
「Python滅ぼす協会」の入会を検討することは、あくまでバランスを取るための第一歩です。Pythonを全く使わない世界を目指すのではなく、Pythonという優れたツールを活用しつつ、他のプログラミング言語や技術にも触れてみることが大切だということです。プログラミングは常に進化している分野であり、どの言語にも一長一短があります。Pythonだけに頼らず、多様な技術を身につけることで、より柔軟で広い視野を持ったエンジニアになることができるのです。
最終的に、どの言語を使うかは自由です。そして、最も大切なのは「問題を解決するための適切なツールを選ぶ力」を養うことです。Pythonが最適な選択である場面もあれば、他の言語が適している場面もあります。そのため、「Python滅ぼす協会」に入会することは、単なる反抗ではなく、より良いエンジニアとして成長するための一歩なのです。
注釈
筆者はPythonアンチをしていますが、後学のためにたまーに書いてます。
バランスよくPythonも学びましょうね皆さん。