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SlackBotで匿名質問アプリを作ってみた【Findyハッカソン】

Last updated at Posted at 2025-12-12

本記事は詳細な技術解説ではなく、ハッカソン参加体験記・開発プロダクトの紹介がメインとなっております。

はじめに

NRI xPalette Advent Calendar 2025(シリーズ1)の13日目は私k2-uchiyamaが記事を書かせていただきます。

2025年11月8日に、Findy社主催の「開発組織のぷち改善ハッカソン!~ AI使ってちっちゃなカイゼンにとりくもう~」というイベントに参加してきたので、参加した感想と開発したプロダクトについて紹介します。
ハッカソン経験としては、学生時代から年に1~2回程度ハッカソンに参加しており、今年はこのハッカソンで2回目でした。

会場は大崎のFindy社のオフィスでした。
壁にエンジニア心をくすぐるような小ネタが書いてあって良い雰囲気でした。(写真はないですが)
IMG_4439.jpg

今回のハッカソンについて

私は以下のような条件のもと、参加しました。

  • チーム開発(非エンジニアも含む会社の同期4人チーム)
  • 1日で開発を行う
  • フロント画面の実装負担が少ないツール系アプリを作る
  • Vibe Codingを活用

テーマは開発生産性向上

開発組織における改善系の取り組みであれば、幅広く対象となりました。
私たちのチームでは、以下のようなペルソナを設定して開発を進めました。

  • Z世代の20代若手社会人
  • リモートワークの普及により、気軽に質問できない(しづらい)環境にいる

image.png

ハッカソンで作ったもの

プロダクト名:匿名お悩み解決くん

image.png

  • 某質問系サービスのように、ポップなUI(画像)で気軽に質問できる
  • Slack上でチームの人に匿名で質問ができる
  • 過去のチャット履歴からAIが回答を考えてくれる機能もある

主な機能紹介

/onayamiを呼び出すと、匿名での質問がPOPな画像と共に投稿される
image.png

/onayami-henshinを呼び出すと、匿名での返信が可能
image.png

/onayami-tokumeiを呼び出すと、タグのワードクラウドを参照が可能
IMG_4122.jpg

時間切れでコマンドから呼び出すところまでは対応できなかったものの、お悩みに対して、まず過去のチャット履歴からAIが解答を考えて返信してくれる機能も作っていました
image.png

技術構成

Slack Botを使ったアプリ開発は初めてでしたが、想像以上に簡単に行うことができました。
ハッカソン用であれば、Slackのワークスペースを新規で作って、30日間はAI機能なども無料で利用できるので、幅広く試せます。

OpenAIの他にGrok(X)も試してみましたが、お悩み系のサポートAIとしてはGrokの方が人に寄り添った回答をしてくれると感じました。(実装の関係でOpenAIを採用)

image.png

おわりに

惜しくも入賞することはできませんでしたが、全く別の部署で働いている会社の同期と一緒に開発ができて、凄く楽しかったです。普段は基盤系のエンジニアをしているので、コードをガッツリと書くことはあまりないですが、1日で動くものを作りきるという、刺激的な経験ができました。またAI、Vibe Codingの進歩にも驚かされ、アプリだけではなく基盤領域でのAI活用を更に考えていきたいと思いました。

終盤の懇親会では、開発生産性ビールを頂きました。(会社ブランドのビールがあるって良いですね!)
最後になりますが、社会人になってから社外のエンジニアとの交流が不足していた中で、ハッカソンは良い機会となりました。ぜひみなさんもハッカソンに参加してみてください!

IMG_4437.jpg

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