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エンジニアにとって資格は取得すべき?不要?

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エンジニア資格は、取得した方が良いのか、取る必要が無いのか。
資格と言っても、IPA情報処理試験やJava言語の資格やAWSの資格等沢山ありますが、いづれも無いとプログラミングが出来ないとかAWS構築が出来ないというものではありません。
医師や弁護士とは違います。

ウイキペディアには、
資格(しかく、英: certification)とは、ある行為を行うために必要もしくは相応しいとされる地位や立場や、組織内での地位、または仕事として任務に就くために必要な条件のことである

条件ではないので、地位とか立場的な位置づけでしょうか?

何故あるの?

昔は、エンジニア資格によって、その人のステータスを示す度合いが強かったと思います。

理由としては、ネット上に沢山の情報がある今とは違い、書籍や資格のための勉強をしないとそれなりの知識をつける事が出来ませんでした。
そのため、転職する場面にあたって資格取得を重視される側面がありました。それは、面談で全てのスキルをチェックできるはずが無く、面接官側からすると、同じレジメで資格取得の数の違いだけであれば、資格取得の数の多い方を採用するからです。
SESや開発受託の会社では、営業面でも有用です。発注先から見たら、資格取得者数が多い会社の方が発注する時の安心材料になるからです。

そういう理由もあり、給与アップの条件として資格取得が折り込まれてる企業もありました。僕の新卒入社時の会社はそうでした。

資格とりましたか?

その流れもあって、僕も資格を沢山取得しました。
・第2種情報処理
・第1種情報処理
・ネットワークスペシャリト
・データベーススペシャリト
・プロダクションエンジニア
※今は呼び名が違うと思います。
お金がもらえるので、その他色々と取りましたw。

今後はどうか?

ベンチャー系の企業では、資格という物はあまり意味のない状態になってます。
実際、ベンチャーのエンジニアで、資格を保有している人をあまり見た事が無いです。
ベンチャーでは、学歴は意味がありません。即戦力の実力社会です。
世の中が学歴社会から実力社会に変わってきた影響もあると思います。
しかし、これによって世の中に、エセエンジニアが沢山います!
プログラムをコーディングできて、データベースの設定もできて、Linuxの設定もある程度できる。
これは、業務をこなしていけば、ある程度はできる様になるかもしれません。
しかし、設定できても設計できない、理解出来てないエンジニアが沢山います。極論AWSコンソールの使い方だけをしってるいる様エンジニアもいます。

ネットワークの基本は理解できるのでしょうか?
DeafultG/Wについて、本当に理解できてるのでしょうか?
データベースの正規化については、理解できるのでしょうか?
要件定義は、大枠で理解でもても、手法論、方法論は知っていますか?
プログラムが何故動くのか理解できてますか?
2進数と16進数が分かりますか?
サーバー、ネットワークの見積もり手法が分かりますか?

これらの事は、専門分野で特に力を入れて勉強しないと、業務をするだけでは、出会う事はありません。

情報システムに関わる全般的な基礎を学べるのがIPAの情報処理試験だと思います。

最終的には資格に受かる必要は無いです。
勉強する事が大事なのです(勉強したら資格は取ってみたくなりますが。。)

是非、エンジニアの皆様、情報処理試験を勉強してみて下さい。

AWS,Java,Python,OracleやMicorSoftの資格等とても良いと思います。
でもプログラミングとかシステムの基礎を学ぶには、IPAの情報処理試験が良いと思います。

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