使用するのはst.line_chart()
棒グラフの場合と共通のものが多く、そういったパラメータの意味合いは変わらないです。
※horizonalやstackといった、棒グラフの場合にしかないパラメータはあります。
パラメータ
x_label, y_label
x軸方向、y軸方向のデータに関するラベル付け。
x
指定する場合は、表示するデータ(テーブル)の列名を指定。
x軸方向の各ラベル値として、指定した列の各セルの値が使われる。
y
指定する場合は、1つ以上のテーブルの列名を指定。
color
各グラフ内の各折れ線の色を指定。
指定する色の数は、表示する系列(列)の数と一致している必要あり。
サンプル
・コード
st.line_chart( df, x='西暦', y=['合計','男性','女性'],
x_label='国勢調査年',
width=800, height=700,
color=['#0000ff','#ff0000','#000000'],
use_container_width=False)
・データ
西暦 | 男性 | 女性 | 合計 |
---|---|---|---|
1920年 | 28,044,185 | 27,918,868 | 55,963,053 |
1925年 | 30,013,109 | 29,723,713 | 59,736,822 |
1930年 | 32,390,155 | 32,059,850 | 64,450,005 |
: | : | : | : |
colorの指定に対する注意点
表示する系列(列)を名称で昇順ソートした後にcolorで指定された順に色を割り当てる、という動きになるようです。
上の例がそうなっていますが、
y=['合計','男性','女性']
color=['#0000ff','#ff0000','#000000']
に対し折れ線の色は、
列'合計':#0000ff
列'女性':#ff0000
列'男性':#000000
となっています。(yとcolorに指定した順序だけを見ると、男性と女性が逆)
直感と異なるので少し注意が必要です。