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自分の好きなアーティストと似ているアーティストを出力するWebアプリケーションの開発 part3-3 GitHub使い方

Last updated at Posted at 2024-05-29

はじめに

大学の授業で、入力されたアーティストと近しいアーティストのネットワーク図を作成するシステムを作ったので、今回は個人的な趣味で、そのシステムを発展させてWebアプリケーションを開発しました。その際の備忘録を残します。
part3は、GitHubを使ったプロジェクト管理についてまとめます。
前回のpart3-2では、Gitの初期設定・SSHキーの生成・GitHub公開鍵登録についてまとめました。
今回のpart3-3では、チーム開発時のGitHubの使い方についてまとめます。

具体的には、

をまとめます。

リポジトリの新規作成方法

  1. GitHubにログインし、以下の画面内の「New」をクリック
    Github_newrep.png

  2. 以下を入力する

  • リポジトリの名前(必須)
  • 中身の説明(任意)
  • パブリックorプライベートを選択
    • パブリック...だれでも閲覧・アクセス可能
    • プライベート...特定のユーザorチームメンバーしかアクセスできない
  • 「READMEファイル」を加えるかを選択
  • 「.gitignoreファイル」を加えるかを選択
  • 「licence」の選択(NoneでもOK)

設定が完了したら、「Create repository」をクリック
Github_createrep.png

リポジトリの追加方法(GitBash上)

「ローカルリポジトリ作成」 -> 「リモートリポジトリのURLをローカルリポジトリに追加」の手順で完了する。

1.ローカルリポジトリ作成場所のディレクトリまで移動し(通常Documentsディレクトリ内やGitHubディレクトリ内に作成)、以下のコマンドを実行して、ローカルリポジトリを作成する

例:testという名前のローカルリポジトリを作成
$ mkdir test

2.作成したディレクトリに移動し、以下のコマンドを実行して、初期化する

$ git init

「Initialized empty Git repository in ~」という表示が出ればOK

3.以下のコマンドを実行し、リモートリポジトリのURLを追加して完了
リモートURLは以下の画面で確認できる。
Github_リモートURL.png

$ git remote add origin <リモートURL>

コミットとプッシュ(GitBash上)

1.リポジトリの追加方法(GitBash上)で作成したローカルリポジトリの中に、GitHubに上げたいファイルを作成する
以下は「Hello World!」を表示するプログラムを作成した様子
スクリーンショット 2024-05-29 102643.png

2.以下の2つのコマンドを実行して、GitHub上にコミットする

$ git add HelloWorld.py
$ git commit -m "Hello Worldファイルを作成"
 1 file changed, 1 insertion(+)
 create mode 100644 HelloWorld.py

というメッセージが表示されればOK

3.以下のコマンドを実行して、GitHub上にプッシュする
ブランチ名を何も設定していない場合は、mainを入力

$ git push origin <ブランチ名>
Enumerating objects: 3, done.
Counting objects: 100% (3/3), done.
Writing objects: 100% (3/3), 280 bytes | 280.00 KiB/s, done.
Total 3 (delta 0), reused 0 (delta 0), pack-reused 0 (from 0)
To https://github.com/k-suna/test.git
[new branch]      main -> main

というメッセージが表示されればOK

4.GitHubでファイルが追加されていることを確認する
Github_ファイル作成.png

コミットとプッシュ(VScode上)

上記のHelloWorld.pyに、「print('Hello World!')」をもう一行追加した時を考える

1.フォルダーをワークスペースに追加する。これにより、追加したプログラムの行に緑色がかかる
HelloWorld_ぼかし.png

2.VScodeの左側の赤枠で囲んだ部分をクリックし、変更点を書き込み、「コミット」ボタンを押す(これによりコミットとプッシュを同時に実行できる)
Python修正.png

3.以下のポップアップ画面で「はい」を選択
ポップアップ1.png

4.ブランチを発行していない場合は「Branchの発行」ボタンが出るのでクリックする
ブランチの発行.png

5.以下のような画面になれば成功
スクリーンショット 2024-05-29 133203.png

6.GitHub上で確認すると以下のようになっている
GitHub_Python修正.png

メインブランチがある場合のコミット&プッシュ

1.メインブランチがある場合は、上記の4.の画面が以下のようになる。このとき、「変更の同期」をクリックする
python_変更の修正.png

2.以下のポップアップ画面で「はい」を選択して完了
ポップアップ2.png

クローン

クローンしたいリポジトリのURLを取得し、以下のコマンドを実行する
URLは以下の画面のように、「Code」をクリックすることで表示される
クローン1.png

$ git clone GithubのURL
Cloning into 'クローンしたリポジトリ名'...
remote: Enumerating objects: 6, done.
remote: Counting objects: 100% (6/6), done.
remote: Compressing objects: 100% (6/6), done.
remote: Total 6 (delta 0), reused 6 (delta 0), pack-reused 0
Receiving objects: 100% (6/6), 5.99 KiB | 875.00 KiB/s, done.

上記のようなメッセージが返ってくれば成功

プル(GitBash上)

以下のコマンドを実行する

$ git pull origin ブランチ名

上記は、プルしたいリモートリポジトリをoriginというリモート名でremote addしている前提(以下のコマンドを実行している前提)

$ git remote add origin リポジトリのURL

プル(VScode上)

1.Ctrl + Shift + Pでコマンドパレッドを開いて「pull」と検索し、「Git Pull」を選択する
スクリーンショット 2024-05-30 100337.png

2.プルしたいリポジトリを選択して完了
プル.png

ブランチ作成&マージ

以下のように、新しいコードを作成した時に、新たなブランチを作成してメインブランチにマージすることを考える。
スクリーンショット 2024-05-29 142439.png

ブランチ作成

1.VScodeの左下の「main」をクリックし、「新しいブランの作成...」を選択
ブランチ作成.png

2.「dev」と打ち込みEnterを押すと、VScodeの左下が「main」から「dev」に変わる
devブランチの完成.png

3.以下の画面でコミットメッセージを書き、「コミット」ボタンを押す
devブランチに切り替えてコミットプッシュ.png

4.以下のポップアップ画面で「はい」を選択する
ポップアップ3.png

5.「Branchの発行」ボタンが出た場合それをクリックする
ブランチの発行2.png

6.GitHub上で以下を確認できればOK
devブランチに切り替えてコミットプッシュ完成.png

マージ(方法1)

1.Ctrl + Shift + Pでコマンドパレッドを開いて「merge」と検索し、「Git Merge...」を選択する
スクリーンショット 2024-05-29 145311.png

2.次の画面でリポジトリを選択し、マージ元を選ぶ(今回はmainブランチにdevブランチで開発したものをマージしたいので、「main」を選択)
ブランチ元選択.png

3.「main」ブランチになっていたら成功
mainブランチに戻ってることの確認.png

マージ(方法2)

拡張機能の「Git Graph」をインストールすることで、リポジトリやブランチの修正内容などを視覚化できると同時に、マージも可能になる

1.VScodeの拡張機能「Git Graph」をインストールする
スクリーンショット 2024-05-29 151818.png

2.下の「Git Graph」をクリック
gitgraphマージ0.png

3.マージしたいブランチで右クリック
gitgraphマージ1.png

4.「Merge into current branch...」を選択
gitgraphマージ2.png

5.以下のポップアップ画面が出るので、ブランチ先が正しいことを確認して「Yes,merge」をクリック
gitgraphマージ3.png

6.Git Graph上でマージされていることを確認し、左の「変更の同期」をクリックしたらOK
gitgraphマージ4.png

コンフリクトした場合

1.マージする際に、修正箇所がコンフリクトする場合がある。その際は以下の画面のように表示される。
スクリーンショット 2024-05-29 161929.png
上記の画面上で「現在の変更を取り込む」or「入力側の変更を取り込む」or「両方の変更を取り込む」or「変更の比較」を選択できるので、該当のボタンを選択し、右下の「マージエディターで解決」ボタンを押す

2.以下の画面が表示されるので、「マージの完了」をクリック
スクリーンショット 2024-05-29 162226.png

3.以下のポップアップ画面が出るので、「競合がある状態で完了する」をクリック
スクリーンショット 2024-05-29 162418.png

4.以下のポップアップ画面が出るので、「競合がある状態で閉じる」をクリックで成功
スクリーンショット 2024-05-29 162430.png

終わりに

今回はチーム開発時のGitHubの使い方についてまとめました。次はDockerの操作方法についてまとめたいと思います。

参考文献

以下の記事を参考にしました。ありがとうございました。

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