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Windows(クライアントOS)上に構築したAKS Edge Essentialsでサンプルアプリケーションを動かす

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はじめに

Windows 11, Windows 11 IoTにKubernetesをインストールする方法の第三弾です。前回インストールしたAKS Edge Essentials上でサンプルアプリケーションを動かしてみます。
この記事はInstall Kubernetes on Windows 10 and Windows 11 with AKS Edge Essentialsを参考にしました。

サンプルのテストWebアプリケーションを動作する

1.サンプルアプリケーションのフォルダへアクセス
前回AKS Edge Essentialを展開する際に、GitHubからサンプルアプリケーション構築用のYAMLファイルも一緒にダウンロードしてきているのでフォルダへ移動します。

cd "C:\AKSEdgeE\main\AKS-Edge-main\samples\others"

2.アプリケーションを構築
以下のコマンドでサンプルアプリケーションを展開します。

kubectl apply -f linux-sample.yaml

Podおよびサービスの状態は以下のコマンドで確認できます。

kubectl get pods -o wide
kubectl get services

3.外部IPアドレスを確認
本来であれば上記のkubectl get-servicesを叩くとExternal IPとして表示されるのですが、今回は単一マシンクラスターでAKSを構築しており、構築時にServiceIPRangeSizeを指定していないため外部IPアドレスが割り当てられずPendingと表示されます。
この場合は以下のコマンドでLinux VM自身のIPアドレスを確認します。

Get-AksEdgeNodeAddr -NodeType Linux

4.ブラウザで動作を確認
ブラウザで先ほど確認したIPアドレスとポート番号を打ち込むとサンプルのWebアプリが動作することを確認できました。
sampleaksedgeapp.png

まとめ

先日構築したAKS Edge Essential上にサンプルアプリケーションを構築してみました。アプリ自体は書いていないのですが、クラウドなど他の環境で動作済みのアプリケーションを本当に簡単にエッジ側で動作させることができてしまいました。他のKubernetes環境を構築したこともあるのですがそれに比べると、マネージドKubernetesだけあってとても簡単に導入できてしまうのでアプリケーションに注力できてしまうのが魅力だと思います。作業環境にそのまま入れるものではないと思いますが、WindowsのクライアントOSでもAKSを入れることができるのでぜひみなさまも試してみてはいかがでしょうか?

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