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qnoteAdvent Calendar 2018

Day 21

SimPholdersの使い方

Last updated at Posted at 2018-12-20

SimPholdersの使い方

qnote Advent Calendar 2018の7日目にXcode使うなら入れておいた方がいいもの、便利な機能を投稿した際にSimPholdersの使い方の記事が見つからなかったのでまとめてみました。

SimPholdersとは

SimPholdersはSimulatorを扱いやすくするアプリです。(iOSアプリ開発者は入れておいて損はないと思います)
体験版は11日の使用期限があり、11日を過ぎると使用できなくなってしまいます。
ごにょごにょすればまた使えるようになります。(自己責任で)

使い方

まず起動すると下のダイアログのようなものが表示されます。(体験版の場合のみ?)
スクリーンショット 2018-12-17 21.20.49.png
Continue Trialを押してはじめてみましょう。

SimPholdersが起動するとメニューバーにアイコンが表示されます。
アイコンをタップすると下の画像の①と②があるメニューが開きます。

スクリーンショット.png

① Recent Apps

最近開いたアプリが3つ表示されます。
フォーカスを当てると⑤のApp Actionsのメニューが表示されます。

② iOS xx Simulator

アプリがインストールされているSimulatorの一覧が表示されます。
複数のバージョンがインストールされているとバージョン毎に分かれて表示されます。
起動しているSimulatorには色が付きます。

③ Applications

フォーカスされたSimulatorにインストールされているアプリの一覧が表示されます。

④ DeviceAction

フォーカスされたSimulatorに対して操作を行うことができます。

  • Reveal in File Viewer
    Simulatorの中の場所をFinderで表示します。
    ~/Library/Developer/CoreSimulator/Devices/xxxxxxxx-xxxx-xxxx-xxxx-xxxxxxxxxxxx/

  • Launch
    フォーカスされたSimulatorが起動していない場合に表示される項目で、フォーカスされたSimulatorを起動させることができます。

  • Add Photos...
    画像ファイルをSimulatorに入れることができます。
    写真アプリを起動すると選択した画像が入っていることを確認することができます。

  • Add Videos...
    動画ファイルをSimulatorに入れることができます。
    写真同様に写真アプリで確認することができます。

  • install Application...
    .appファイルをSimulatorにインストールすることができます。
    (.ipaファイルは選択できない)

  • Reset Content and Settings...
    Simulatorに設定とインストールされているアプリを削除します。
    SimulatorメニューのHardware/Erase All Content And Settings...との違いは確認していません。

  • Copy Path to Pasteboard
    クリップボードにSimulatorのパスをコピーします。
    ~/Library/Developer/CoreSimulator/Devices/xxxxxxxx-xxxx-xxxx-xxxx-xxxxxxxxxxxx

⑤ App Actions

フォーカスされたアプリに対して操作を行うことができます。

  • Reveal Sandbox in File Viewer
    フォーカスされたアプリの場所をFinderで表示します。
    ~/Library/Developer/CoreSimulator/Devices/xxxxxxxx-xxxx-xxxx-xxxx-xxxxxxxxxxxx/data/Containers/Data/Application/

  • Launch in Simulator
    フォーカスされたアプリを起動させることができるようです。
    (エラーでSimulatorが起動するところまでは確認ができましたが起動させることはできませんでした。)

  • Copy Sandbox Path to Pasteboard
    クリップボードにアプリのパスをコピーします。
    ~/Library/Developer/CoreSimulator/Devices/xxxxxxxx-xxxx-xxxx-xxxx-xxxxxxxxxxxx/data/Containers/Data/Application/xxxxxxxx-xxxx-xxxx-xxxxxxxxxxxx

  • Reset Data...
    フォーカスされたアプリのデータを削除します。
    (インストール直後の状態になります)
    わざわざ削除してインストールする手間が省けますね。

  • Uninstall...
    フォーカスされたアプリをSimulatorから削除します。

  • Open Database with Realm Browser
    SimulatorにrealmファイルがあるとRealm Browserを開いて内容を見ることができます。

  • Open User Defaults
    フォーカスされたアプリに保存されているUserDefaultsを開いて内容を確認することができます。

⑥ App Information

フォーカスされたアプリの以下の情報を確認することができます。

  • Bundle Identifier
  • バージョン
  • アプリファイルのサイズ
  • Sandbox内のサイズ

最後に

便利なので使ってみてください。

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