OutSystemsには、標準でRecord ListとExcelファイル間の変換を行う機能が備わっています。
一覧表形式のExcelとしてエクスポート/インポートを行えるのですが、ヘッダ行にはRecordの各AttributeのNameプロパティから出力されます。
よって、標準的にはヘッダ行はアルファベットで出てくるわけですが、代わりに日本語を出力する方法です。
確認環境
Personal Environment(Version 11.13.0 (Build 31107))
Service Studio (Version 11.12.0)
エクスポート
まずは、Recordに設定するEntityやStructureを設定します。
ヘッダ行に名前を日本語で出力したいAttributeを選択し、Labelプロパティに出力したい名前を設定します。
EntityやStructureのListをRecord List To Excelに渡すと、Excelファイルのバイナリデータが返ります。
下の例では、EntityのListをAssignでStructureのListに詰め替え(こうすることで任意のLabel等を持つStructureをExcel出力用に指定できる)、その全ての属性をExcelに出力しています。この場合、後続ステップで「RecordListToExcel1」でExcelバイナリにアクセス可能。
インポート
StructureやEntityのLabelを設定する点はエクスポートと同じ。
こちらでは、Excel To Record Listを使います。
Record Definitionには、StructureかEntity自身を指定。
File ContentにはExcelファイルのバイナリデータを設定してください。
エクスポートしたファイルと同じ形式のデータをインポートできます。
なお、ヘッダ列はNameプロパティかLabelプロパティと一致すれば良さそうです。