OutSystems開発者向けのChrome Extensionです。
環境
Personal Environment(Version 11.9.0 (Build 16900))
Service Studio(Version 11.10.8)
OutSystems Launcher(Version 2.0.12)
OutSystems Launcherの最終更新日は、2018/9/13なので最近は更新されていないようです。
ViewStateのサイズをアイコンのバッジで確認できる
これは、Traditional Webだけに関係がある機能です。
Traditional WebではPreparationなどで取得したデータをポストバック時に利用するために、ViewStateという機能を使っています。
データは画面のHTML内に埋め込まれているので、実装方法によってはサイズが肥大化してパフォーマンスを劣化させることがあります。
普通はHTMLのソースを開いてサイズを確認するのですが、このExtensionを入れておくと、以下のようにChrome Extensionのアイコンにバッジとしてサイズを表示してくれます。
Chromeで開いているページをService Studioで開く
Chromeで開いている、OutSystemsで作成した画面を、Service Studioで開く機能です。
テストや、運用中の調査時に実装を確認したいときにすぐに開発画面が開くので、作業がいくらか楽になる。
ブラウザで「https:///<モジュール名>/<画面名>」のようなページを開いているときに、Chrome Extensionのアイコンをクリックすると、ダイアログが出ます。「Open Service Studio」ボタンをクリックすれば、Service Studioで該当モジュールの該当画面を開いてくれます。
Service Studioを閉じた状態であれば、起動もしてくれました。
また、古い機能なので、Traditional Webだけかとも思いましたが、調査時点では、MobileのプレビューとReactive Webでも動作しました。
ViewStateサイズの算出結果を検証してみる
アイコンバッジに「1.0 KiB」と表示されているページで、実際に出力されているViewStateを確認してみます。
KiB=1024 bytesなので、実際の長さはその前後の値と推測されますね。
ページのソースを開き、「name="__OSVSTATE"」を含むinputタグのvalueを確認すれば実際の値が見られます。BASE64エンコーディングされているので桁数を見ればいいはず。上記ページでは「1048桁」でした。