ChromebookにGoogle Cloud SDKをインストールする手順の説明。最近はChromeOS上でLinuxを動作させることができるため、簡単にインストールすることができる。
手順の概要
- ChromeOS でLinuxを有効化させる
- ターミナル上から、Google Cloud SDKをインストールする
- Python2.7系をインストールする
環境
- 執筆時点(2019/2/11)ではChromeOSのLinux機能はベータ版で提供されている。
- 本記事の内容は以下の環境で実施した。
- 機種:ASUS Chromebook Flip C101PA
- OSバージョン: 71.0.3578.127
ChromeOS でLinuxを有効化させる
Chromebookのヘルプに記載の手順でLinuxをインストールする
- chromebookの「設定」を開く
- [Linux(ベータ版)] で [オンにする] を選択。
- 画面に表示される手順に従う。10分ほどでインストールが完了し、ターミナルが起動する。
ターミナル上から、Google Cloud SDKをインストールする
GCPのヘルプの「対話型インストーラ」の項目どおりにインストールする。
- Chromebookでターミナルを起動する
- ターミナルに次のコマンドを入力する
curl https://sdk.cloud.google.com | bash
- シェルを再起動する
exec -l $SHELL
- gcloud init を実行して gcloud 環境を初期化
gcloud init
curl https://sdk.cloud.google.com | bash
exec -l $SHELL
gcloud init
Python2.7系をインストールする
gcloudコマンドはPython2.7系で実装されているため、apt-getでインストールする
- Chromebookでターミナルを起動する
- ターミナルに次のコマンドを入力する
sudo apt-get install python2.7