0
2

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

【Route53】別AWSアカウントからサブドメインをDNS委任する

0
Posted at

はじめに

今回は、AWSアカウントA(仮)で使用しているドメインから新たにサブドメインを作成し、AWSアカウントB(仮)で使用できるように設定してみました。
少しでも参考になれば幸いです。

DNS委任とは

DNS委任(DNS Delegation)とは、あるドメインやサブドメインのDNS管理権限を別のDNSサーバへ委譲する仕組みです。
親ドメインは「どのネームサーバがそのサブドメインを管理するか」だけを管理し、実際のDNSレコードは委任先が管理します。(委任はNSレコードによって実現されます)

会社が「example.com」を管理しているとします。
この中に「dev.example.com」というサブドメインを作り、
このサブドメインだけを開発部門が管理したい場合
↓
親ゾーン(example.com)は、
'「dev.example.com」の情報は、このネームサーバに聞いてください'
という情報(NSレコード)だけを持ちます。
実際のAレコードやCNAMEレコードなどは、委任先のDNS(例:Route 53)が管理します。

手順の流れ

※イメージしやすくするために、委任元を'親'、委任先を'子'と呼びます。

  1. (子アカウントにて)子ホストゾーンを作成
  2. (親アカウントにて)親ゾーンにNS委任レコードを追加
  3. (子アカウントにて)ACM証明書をus-east-1で発行
  4. (子アカウントにて)CloudFrontに代替ドメイン名と証明書を設定
  5. (子アカウントにて)子ゾーンにCloudFrontへのAliasレコードを作成
  6. (子アカウントにて)動作確認

1. (子)子ホストゾーンを作成

委任先のAWSコンソールにアクセスします。
Route 53 → ホストゾーン画面に遷移し、「ホストゾーンの作成」を押します。

①親のドメインから新しく作成したいサブドメインを入力します。
②「タイプ」は「パブリックホストゾーン」を選択します。
③「ホストゾーンの作成」を押します。

SCR-20260724-pcnf.png

作成されたdev.~.jpを開き、タイプ:NSのレコードに表示される4つのネームサーバーを控えます(例:ns-xxxx.awsdns-xx.org など4行)。→[手順2]で使用。

SCR-20260724-pftn.png

※ここで作るdev.~.jpは「ゾーンの頂点(apex)」になります。
apexにはCNAMEを作れないため、最終的にターゲットへ向けるレコードはAレコードのエイリアスになります。[手順5]で使用

2. (親)親ゾーンにNS委任レコードを追加

委任元のAWSコンソールにアクセスします。
Route 53 → ホストゾーン画面に遷移し、元となるドメイン(ホストゾーン名) を選択し、その中に「レコードを作成」を押します。

①先ほど作成したサブドメイン部分を入力します(末尾にトップレベルドメインが自動で補完されます)
②「レコードタイプ」は「NS」を選択します。
③「値」に[1. 子ホストゾーンを作成]で控えた4つのネームサーバーを改行区切りで全部貼り付けます。
④⑤デフォルトを選択します。
⑥「レコードを作成」を押します。

これで公開DNS上、dev.~.jp配下の名前解決権限が子ホストゾーンに移ります。

SCR-20260724-pisf.png


※手順3~6は、以下の記事の[3. ACMでSSL/TLS証明書を発行する(必ず us-east-1)]以降と同様の手順となりますので、ぜひ合わせてご参照ください。

手順3. (子)ACM証明書をus-east-1で発行
手順4. (子)CloudFrontに代替ドメイン名と証明書を設定
手順5. (子)子ゾーンにCloudFrontへのAliasレコードを作成
手順6. (子)動作確認

今回は以上になります!
最後までお読みいただきありがとうございました。

0
2
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
0
2

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?