AWS DevOps Professional合格レポート
2020年1月18日にAWS 認定 DevOps エンジニア – プロフェッショナルに無事合格できたので、試験の振り返りも兼ねて勉強法などをまとめておこうと思います。これから受験される方の参考になれば幸いです。
私は英語が全くと言っていいほどできないので、なんとか日本語で勉強しました。
資格取得状況
- AWS Certified Solutions Architect - Associate (SAA)(2019-03-01)
- AWS Certified Developer - Associate (DVA)(2019-08-29)
- AWS Certified SysOps Administrator - Associate (SOA)(2019-09-28)
- AWS Certified DevOps Engineer - Professional (DOP)(2020-01-18)
AWSを触り始めて約一年くらいで、業務では構築はしていませんがAWSのサービスを評価するという少し変わったことをしています。DevOps系のサービス特に知見はありません。
試験結果
分野 | セクション | 達成度 |
---|---|---|
分野 1 | SDLC の自動化 | 22% |
分野 2 | 構成管理およびInfrastructure as Code | 19% |
分野 3 | 監視およびロギング | 15% |
分野 4 | ポリシーと標準の自動化 | 10% |
分野 5 | インシデントおよびイベントへの対応 | 18% |
分野 6 | 高可用性、フォールトトレランス、およびディザスタリカバリ | 16% |
820点での合格なので、ギリギリではないけど余裕もないという感じでした。(分野1のSDLCの自動化のみ再学習の必要ありの評価)
印象としては何か通知したい時、Alerm使うの?Events使うの?、連携はLambdaかSNSどっちみたいな問題が多かった気がします。あとOpsWorks周りが全然わからなかった…
学習方法
以下の学習リソースを活用しました
- DevOps Engineering on AWS
- 公式E-ラーニング
- 模擬試験
- Blackbelt
- ユーザーガイド
- ホワイトペーパー
- Udemy問題集
DevOps Engineering on AWS
AWS公式のトレーニングコースです。会社で受けさせてくれるとのことだったので、DevOpsを受けるきっかけになりました。正直なところ、他の学習リソースのみでも十分合格できるため必須はないです。大事なのは、3日間DevOpsの勉強時間を取れるところにあります。
個人で受けるには費用がかかるため、会社で受けさせてくれる場合のみ利用しましょう。
公式E-ラーニング
振り返ってみるとこれが一番大事でした。
何から初めていいかわからない人は、ここで説明している内容が理解できるよう何度も見ましょう。試験範囲をある程度網羅しており、重要なポイントがしっかりと説明されているにも関わらず無料という良コンテンツです。試験の傾向を掴むことができ、問題の解き方まで解説されています。
模擬試験
前回Sysopsでもらったバウチャーを使って受験しました。結果は50%で不合格ラインでしたが、大事なのはすべての問題をBlackBeltやユーザーガイドを見て復習することです。
必ず試験中のスクリーンショットを撮ってメモしておきましょう。
ちなみに私はHackMDを使って保存しておき、復習して勉強した内容を問題ごとに追記していました。
Blackbelt
プロフェッショナル資格を受ける人には説明不要のBlackbeltです。模擬試験や後から紹介するUdemy問題集でわからないことがあったら、真っ先にここを読みましょう。
私は以下のサービスを中心に読みました。(太字は絶対読むべき)
- AWS Elastic Beanstalk
- AWS CloudFormation
- Codeシリーズ
- AWS CloudTrail
- AWS Config
- AWS OpsWorks
- AWS Systems Manager
- Amazon CloudWatch
ユーザーガイド
これもBlackBeltと同様の使い方です。ただこちらは漠然と読んでても頭に入ってこないので、なるべく明確な要件に対してわからないことがあった場合に参照するようにしていました。
見たサービスはBlackBeltのサービスとほぼ同じです。
ホワイトペーパー
必須かと言われればそうではないんですが、余裕があれば読んでおいたほうがいいものもいくつかあったので、紹介しておきます。全部英語なので、google翻訳でなんとか目を通してました。
Udemy問題集
私が最も力を入れたのが、Udemy問題集を解くことです。私はこちらを購入しました。
AWS Certified DevOps Engineer Professional [Practice Exam]
練習問題が10問、模擬問題が75問と他の問題集よりは少なく受験までは不安でしたが、問題なく試験に臨むことができました。
この75問をしっかりと理解することができれば、問題なく合格できるはずです。全く同じ問題はなくとも、考え方と問われる知識はほぼ同じ印象でした。
私は通勤中などの隙間時間にgoogle翻訳しながら解いていました。
まとめ
以下の流れでやれば、無駄なく学習できるはずです。
- E-ラーニングを理解できるまで見る
- 模擬試験を受ける
- 模擬試験の復習
- Udemy問題集を解く
- 解けなかった問題の復習
- 4と5を全問できるまで繰り返す
復習は最初にBlackbelt、わからなかったらユーザーガイドを参照しましょう。
これからDevOps proを受験される方頑張ってください!