はじめに
2024年12月2日から6日に開催された、re:Inventに現地参加してきました!
初めてのアメリカ、初めてのre:Inventだからこそ感じたことを記事にまとめています!
前回の記事はこちらです。
re:Inventでは位置関係の把握が重要なので、まずはこの図を
セッションが行われるのは緑色のホテルたちです。
私はMGM Grandに泊まりました。
1日目
8:00からセッションがあったので6:30には起床。MGM GrandからWynnへ移動します
7:45にはセッションに並びたいので、朝食を食べる時間はほぼなし... w
Modern CI/CD with GitHub and AWS CodePipeline
Nods.jsを使ったアプリケーションのCICDを作るという内容
ワークショップ中はAWS側が環境を用意してくれるので、2時間でサクっとできます。
該当内容
Klarna: Accelerating credit decisioning with real-time data processing
Klarnaさんが与信と機械学習・データ分析基盤をまとめてアーキテクチャ刷新した話。
かなり詳細までお話聴けてよかったです。
動画
AWS GameDay: Winning the DDoS game
ShieldとWAFは普段使ってないですし、英語も不安でしたが、ドタ参。日本人の方とチームを組みました
あるECサイトで怪しい動きを検知したので、その改善をしていくという内容です。
ミッションをクリアすると、次のミッションが出て、スコアがリアルタイムで更新されていきます
時間の制約がある中で他の人と協働して解決していく経験は、かなり楽しかったです!
スライド
スキマ時間はSWAGをもらいにヴェネチアンへ
フーディーと水筒をいただきました!
夜はAWSのカスタマーリサーチのお誘いをもらってたので、勇気を出してそちらに参加しました。
普段AWSを使っている他の顧客と英語でディスカッションをしましたが、なかなかおもしろかったです。
この日は色々あったもののWynn中心にセッションを回ったので、体力を温存することができました
2日目
CEO Keynote with Matt Garman
8:00からCEOのKeynote。
各ホテルから中継もありますが、せっかくなので6:10には出発してヴェネチアンへ
この日はKeyNoteがあるからか7:00前には朝食会場が開いてました
ブッフェ形式で栄養を穫れるのでありがたいです。
無事、一般席の4列目を確保することが出来ました
DJの方がKeyNote直前までパフォーマンスしてました。
新サービスのリリースが発表されると歓声が上がります。すごい臨場感
2時間半あったので、セッション2つ分ぐらいのエネルギーを使います
Unlocking Insights from Enterprise eCommerce Data with Amazon Bedrock
Bed`
生成AI系のサービスは普段触る機会がないので、Amazon Bedrockのワークショップに参加しました。
この日は近畿日本ツーリストさんの主催するJapan Nightへ
総勢40名ぐらいの方々と名刺交換しました。広く参加している日本人と交流したい方にはおすすめです!
3日目
8:30からワークショップがあるので7時には起床
※ 早朝の5k Raceに参加したかったのですが連日の疲労で諦めました
Building resilient architectures with observability
決済サービスを題材に、幅広くオブザーバビリティを上げるためのツールをワークショップ形式で学べました。
お昼は他に参加している日本企業の方とランチ!
1ヶ月前からいろんなお誘いが来るので、昼と夜は結構埋まります。
午後はEXPOへ
すごい熱気です。夕方になるとビールとワインが提供されましたw
個人的に面白かったのはAWS VillageのIoTコーナー
ロボット同士で三目並べをしていて、その裏側の仕組みをソリューションアーキテクトの方が解説してくれました。
Applied data modeling with Amazon DynamoDB
DynamoDBのモデリングに関するビルダーズセッションへ
注文管理を題材に、テーブルの分割方法からプライマリキー・GSSの戦略まで幅広く知れました!
夜はEXPOの参加企業との会食へ行きました。連日飲み会でヘトヘトです...
4日目
Dr. Werner Vogels Keynote
ヴェネツィアンへ行く元気はなかったのでMGM GRANDの中継会場へ
複雑化していくシステムを変え続ける努力をしないといけないという話でした。
普段事業サービスを作っている人間としては、避けていた現実を突きつけられたような気がして、、感銘する内容でした。
Best practices: Productionize apps with Amazon Bedrock Knowledge Bases
chalk talkにまだ行ってなかったなと思い、急遽参加
Amazon Bedrock Knowledge Basesを使って、モデルに噛ませたい専用データ(病院だと、カルテ情報など)とBedrockをどう連携させるか?というお話でした
最初に簡単なレクチャーがあり、その後はファシリテーターの問いかけの元、フリーディスカッションです
午後はヴェネチアンへ
認定者ラウンジに行きました
ヴェネチアンは座る場所が少ないのでありがたいです。
AWSのお姉さんに写真を取ってもらえました
EXPOにあるAWS villegeで、
社内のインフラ構成の悩みをソリューションアーキテクトの方に相談してみました。とても丁寧に教えてくれました。
Store tabular data at scale with Amazon S3 Tables
CEOのKeyNoteで気になってたS3 Tableを聞きに行きました。40分前に行きましたが、ギリギリ入れました
クエリのパフォーマンスとコスト改善の他、Glueのデータカタログの連携機能も便利そうです!
夜はre:Playへ
金曜日は午前中にセッションがあるだけなので、実質打ち上げみたいなものです
メインステージでは、ライブやDJパフォーマンスが行われます!
今年はZeddが出ていて激アツでした.....
5日目
前日は0時過ぎ帰宅で眠いですが8:00にワークショップがあるので早起きします。
Data foundations and Amazon Q Business generative AI workshop
Quicksightとの連携やWindowsサーバーからの脱却ネタで気になっていたAmazon Qのワークショップに行きました
銀行のデータから機密情報を削除及び加工し、AmazonQに連携し、ユーザー向けのLLMを作ろうという内容でした!
Deep dive into Amazon Aurora and its innovations
Amazon Auroraが今までどんな変遷を経て機能拡張をしてきたかという話でした
詳細なアーキテクチャまで触れていて、ほう(ワカラン)ってなれたのが良かったです。
あとは変遷を聞くことでAWSのAurora開発チームの思惑やコンテキストが見えたのもよかったです。
振り返り
現地参加で感じたメリットです
- AWSエンジニアと他の参加している方の熱量を感じることで、AWSのコミュニティの良さを実感できる
- 業務から離れて集中的に5日間参加することで、「AWSが今まで何を考えてサービス開発をしてきたか」などコンテキストを捉えられる
- セッションに刺激を受け、参加した同僚と社内への還元方法や未来についてディスカッションできる
初回参加でしたが、最後まで体調崩すことなく、
適度に色々なセッション形式や参加者との交流を楽しめたかなと思います!
次回は英語力を身に着けて、PeerTalk(参加者と1on1やディスカッションできる機能)にチャレンジしてみたいです!