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【kintone】日付や時刻でデータを仲間分けして表やグラフにする(分類する項目の〇〇単位)

Last updated at Posted at 2021-01-22

kintoneの表とグラフシリーズ2回目です
前回:【kintone】表やグラフを使いこなすための第1歩

今回はアプリストアにあるサンプルアプリ(営業支援パック)のグラフをちょっと確認しつつ
「分類する項目」の「〇〇単位」について見ていこうと思います👀
これが分かると、

「日付や時刻でデータを仲間分けして表やグラフにする」ことができるようになります。

じゃあ早速アプリの作成からやっていきましょう💪

アプリの準備

アプリストアから営業支援パックを選択して作成しましょう。
サンプルデータを含める」のチェックをお忘れなく

image.png

image.png

活動履歴アプリのグラフを確認する

活動履歴アプリのグラフ「月別活動量推移」を選択します。
縦軸にレコード数、横軸には日付(月)が表示されています。
月別の活動量(レコード数)がグラフになっています。

image.png

ドロップダウンで「表」を選びましょう。
image.png

先程のグラフを「表」で表したものです。
image.png

表だと具体的な数値がひと目で分かりますね。

と思いきや、ちょっと意味が分からないかもしれません。
表の一部を抜き出すと↓こんな感じ。

対応日時(月単位) レコード数
2018-01-01 3
2018-02-01 2
2018-03-01 4

対応日時は各月の初日になっています。この各初日はその月全体のことを表しています。

2018-01-01は2018年1月のこと
2018-02-01は2018年2月のこと
2018-03-01は2018年3月のこと
を表していて、

活動履歴アプリのレコードを集計した結果、
2018年1月に対応した実績のレコードが3件
2018年2月に対応した実績のレコードが2件
2018年4月に対応した実績のレコードが4件
あることを表しています。

これで「月別」の表となっています。

どう設定したら「月別」になるのでしょう👀

グラフの設定を開く

では、月別活動量推移グラフの設定を見てみましょう。
グラフアイコンをクリックします。
image.png

グラフの種類を「」に切り替えておきましょう。
image.png

分類する項目と単位について

やっと本題です。

「分類する項目」は「何(what)で仲間分けをするか?」の意味です。

月別活動量推移グラフには「分類する項目」に「対応日時」と「月単位」が選択されています。
これは「対応日時フィールドの[月]で仲間わけをしたい。」という設定です。
image.png

右側に表示されるプレビューを見ると

image.png

対応日時(月単位) レコード数
2018-01-01 3
2018-02-01 2

のようになっています。

対応日時は2018-01-012018-02-01など各月の1日の日付となっていますが、
これは日付を「」でまとめた表現、として1日(ついたち)の日付が表示されています。

分かりやすく書き換えると

対応日時(月単位) レコード数
2018年1月 3
2018年2月 2

と同じ意味になります。

対応日時が2018年1月中の仲間のレコードは3件!
対応日時が2018年2月中の仲間のレコードは2件!

というイメージです。

ここで、「月単位」を「日単位」に変えてみると、日ごとのレコード数集計に切り替わります。
先程は月単位で1月は3件でしたが、
日単位にすると2018-01-11、2018-01-24、2018-01-24、・・・のように各日付ごとのレコード数が表になっています。

image.png

プレビューから1月分だけ抜き出してみます。日毎に集計されています。

対応日時(日単位) レコード数
2018-01-11 1
2018-01-24 1
2018-01-25 1

ここで、1件レコードを追加してみましょう。
2018-01-11 のレコード(レコード番号:4)を再利用して追加してみます
image.png

すると集計表はどう変化するでしょう👀
2018-01-11 のレコードが1つ増えたので、日毎に集計するから↓こうなるんじゃないかな?

対応日時(日単位) レコード数
2018-01-11 1
2018-01-11 1
2018-01-24 1
2018-01-25 1

いやいや、日毎に集計というのは、たとえば2018-01-11の仲間のレコード集まれ~!ってレコード数を集計するんだから
↓になるんじゃないかな?

対応日時(日単位) レコード数
2018-01-11 2
2018-01-24 1
2018-01-25 1

というわけで、グラフの設定画面でもう一度↓の設定にして表のプレビューを見てみましょう。

グラフの種類:表
大項目:対応日時(日単位)

image.png

2018-01-11のレコード数は2
というわけで、答えはこちらでした。

対応日時(日単位) レコード数
2018-01-11 2
2018-01-24 1
2018-01-25 1

このような感じで、kintoneのグラフでは、分類する項目に日時や日付を選択したときに「〇〇単位」を選び、
日付の「同じ月」であつまれ~!や、日付の「同じ四半期」であつまれ~!などで集計することができます。

〇〇単位ドロップダウン

〇〇単位が選択できるのは日付、時刻、日時フィールドです。

では、いつどんな〇〇単位が選べるんだ~?
というわけで〇〇単位をまとめてみました。
※2021/01/20時点の内容です。(今後のアップデートで変わるかもしれません。)

日付フィールドの場合

1日~1年単位まで
image.png

時刻フィールドの場合

分、時間単位
image.png

日時フィールドの場合(作成日時、更新日時も)

日付フィールドと時刻フィールドを合わせた感じです
image.png

※各四半期の始まりはいつ?

日付、日時フィールドでは「四半期単位」を選ぶことができますが、
四半期の始まりは、第1四半期の始まりを「高度な設定」で変更することができます。※デフォルトは4月です。
※参考:四半期の開始月を変更する

まとめ

今回は分類する項目の「〇〇単位」について・・・というニッチなお話でした。
グラフや表が使いこなせると、グラフや表を書きやすいデータの集め方など考えやすくなる・・・かもしれません👀!

次の記事:【kintone】表とグラフの「集計方法」の設定

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