仮想クラウド・ネットワーク=Virtual Cloud Network:VCN
仮想クラウドネットワーク(VCN)とは
仮想クラウド・ネットワークを構成するコンポーネント
- サブネット:仮想ネットワークを構成する IPv4のサブネット
- 仮想NIC:インスタンスにアタッチされ、サブネットに接続する仮想的なネットワーク・インターフェース・カード
- プライベートIPアドレス:仮想NICにアサインされる IPアドレス
- インターネット・ゲートウェイ:VCNとインターネットを接続するゲートウェイ
- 動的ルーティング・ゲートウェイ(DRG):VPNや FastConnect(閉域網/専用線接続サービス)によってオンプレミス・ネットワークなどと接続するゲートウェイ
- ローカル・ピアリング・ゲートウェイ(LPG):他の VCNと接続するゲートウェイ
- NATゲートウェイ:インターネットに到達する必要があるが、インターネットから到達できないようにしたい場合
- サービス・ゲートウェイ:VCN外の Oracle Cloudサービス(パブリックIPアドレスでアクセスするサービス)にプライベートに接続可能
- ルート表:VCN/サブネットのルーティングを行う仮想ルータに設定するルーティング・テーブル
- セキュリティ・リスト:VCN/サブネットの仮想ファイアウォールに設定するルール
- ネットワーク・セキュリティ・グループ:仮想ファイアウォールの役割を持つ新たな機能で、セキュリティ・リストよりもより細かな設定が可能
- DHCPオプション:インスタンスがDHCPサーバから取得する情報の設定
仮想クラウド・ネットワークの作成
あらかじめ設定されているテンプレートを使い、付随するネットワーク・コンポーネントも一度に作成する方法
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仮想クラウド・ネットワークの作成画面が開く
作成した仮想クラウド・ネットワークの確認
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作成したVCNの詳細

ℹ️ これらの設定は、仮想クラウド・ネットワークおよび関連リソースの作成オプション付きで仮想クラウド・ネットワークを作成した際に、テンプレートに従って自動的に作成されたもの -
パブリック・サブネットが作成されている

ℹ️ 作成されているサブネットはテンプレートに従って自動的に作成されたもの。違う内容のサブネットを作成したい場合は、この画面から作成されたサブネットを終了して、新しいサブネットを作成できる。 -
イングレス・ルール(インバウンドのルール)として、以下のステートフル・ルールが定義され、ステートレス・ルールは定義されていない

- パブリック・インターネット(0.0.0.0/0)からのssh(TCP/22)に対する接続の許可
- パブリック・インターネット(0.0.0.0/0)からのICMP通信に対してはタイプ3(Destination Unreachable)のコード4(Fragmentation Needed and Don't Fragment was Set)を返答
- TutorialVCN内(10.0.0.0/16)からのICMP通信に対してはタイプ3(Destination Unreachable)を返答
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エグレス・ルール(アウトバウンドのルール)、定義済みの内容を確認

- パブリック・インターネット(0.0.0.0/0)に対するすべてのステートフル通信が許可されている
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DHCPオプション

DHCPのオプションとして、リゾルバノ設定がインターネット及び VCN内の名前解決に、検索ドメインが VCNの DNSドメイン名に設定されていることを確認する










