Application Verifier とは
Application Verifier はメモリリークにつながる動作とか見つけたらそこでアプリケーションを停止させたりしてくれる素晴らしいツールである。
VisualStudio に標準で入っていたりしたこともありました。
で、何があったし。
ApplicationVerifier のスタンドアローン探してたらこういうのがあった
Windows SDK ツール:Application Verifier のご紹介
で、中のリンクを辿ると
ソフトウェア開発ライフサイクル内で Application Verifier を使用する
みたいなページがあり、ダウンロード先が軒並み死んでたりして見つからないので、
application verifier download みたいな検索ワードで検索して
Application Verifier みたいなページに行き当たって
Microsoft Application Verifier （★１） からダウンロードしようとするのだが、よく見てほしい。
Microsoft Visual Studio 2008 および .NET Framework 3.5 用
のリンクは死んでいるのだ。
また、リンクの下には次の様な一文がある。
注: VS に同梱されている Application Verifier は古いバージョンです。できる限り、スタンドアロン パッケージを使用してください。このため、今後のバージョンの VS には AV が組み込まれなくなります。
で、★１のリンクよりダウンロードしたとしよう。
するとどうだろう。インストールして起動すると Application Verifier 4が起動する。
で、何が問題なの？
実はこのバージョン、WPFが初期状態で引っかかるのである。
具体的にはBasic-Lock を外せば問題ないのだが、そもそも初期状態でひっかかるのでいろいろと問題があるのである。
つまりバージョンが古いのである。
で、どうすりゃえーの？
わかりにくいかもしれないが。最新の WindowsSDK入れれば入ってきます。
うちだと Application Verifier 10 が入っています。
そもそも画面構成違うとか新しい機能があるとか、 アプリケーションを登録したら Basic-Input/Outputがなくなってるとかいろいろと違いはありますが、これならWPFも初期状態でひっからなくなっています。
いや、その前にさ。
文章は最新のもの探そうって話ではある。最新の文章は現在(2017/12/04現在)では次のものが最新の文書である。
Application Verifier
更新日は2017年05月23日……うん、新しい。
そこによると
Application Verifier is not included in Debugging Tools for Windows. Application Verifier is included in the Windows Software Development Kit (SDK). You can find information about downloading and installing the Windows SDK here. After you install the Windows SDK, Appverif.exe and Appverif.chm will be in Windows\System32. To start Application Verifier, open a Command Prompt window and enter appverif.
つまり、 WindowsSDK に入ってるからそれ使えってことみたい。
まぁ、やり方が変わるのはよくあるけれど、その最新文書を探すのが面倒臭いことってよくあって（白目）
文献が古いときはは最新のも一緒に探したほうがいいです。
今現在だと docs.microsoft.com が最新の文書持ってるはずなので、一度は見たほうがいいです。
で、何があったの？
原因不明のエラーを延々と追いかけてて、WPF初期サンプルでエラーになるってことに気づいて……うん。そういうことだ。（白目）
以上となります。なんか変なこと言ってたら指摘していただけると有難いです。