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要件定義で一番最初に描くべき図は“ユースケース図”だった話

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Last updated at Posted at 2025-12-11

🎄要件定義で一番最初に描くべき図は“ユースケース図”だった話

こんにちは。12/12 担当の jun です。
普段は EC・業務システムの要件定義や、運用相談を担当しています。

システム開発において、

「言ってることは分かるんだけど、お互いの認識が合っていない気がする…」

という瞬間、ありませんか?

図がないとお互いイメージを掴みにくいし、ワークフローを考える上での見落としも発生しがちです。
一口に「図」と言ってもこの業界にはいろんな図があるので、今の自分にとって何が一番適切か調べてみました。

ユースケース図と言うのが、1から要件を考える上では使いやすそうでした。

この記事では、 ユースケース図をどう描けば要件漏れしにくいのか をまとめます。


🧭 システム開発で使う「図」ってこんなにある

実務で利用できそうな図はざっくり以下の通りです。

目的 どのタイミングで使う?
ユースケース図 だれが何をしたいか 初期ヒアリング・要件整理
アクティビティ図 業務フローの整理 業務の把握、現状フローの確認
シーケンス図 イベント・API の時系列 仕様の詳細化、システム連携
ER 図 データ構造 DB 設計
状態遷移図 注文や商品などの状態管理 バグ防止、複雑業務の整理
コンポーネント図 システム構成 インフラ・アプリ全体像共有

🎯 最初に描くべきはユースケース図

お客様と話すとき、いきなり

  • API のシーケンス図
  • データベースの ER 図
  • 状態遷移図

…などは見せても理解されません。

お客様の関心は「誰が何をできるシステムになるの?」から始まります。

つまり思考順序は

誰が → 何をできるのか → それはどんな流れで動くのか

これに最もフィットするのが ユースケース図 です。


📘 ユースケース図の描き方(実務で使える最小構成)

Step 1. アクター(登場人物)を洗い出す

まずは「誰が使うか」。

  • エンドユーザー
  • 管理者
  • 外部システム
  • 営業担当

など、人物レベルで OKです。


Step 2. ユースケース(やりたいこと)を列挙する

付箋に「やりたいこと」をガンガン書き出すイメージ。

  • 商品を検索する
  • 商品を購入する
  • 商品を登録する
  • 在庫を更新する

画面ではなく“目的ベース”にするのがポイントです。


Step 3. 「誰が」「何をするか」を線で結ぶ

アクターとユースケースを線でつなぐだけです。
PlantUMLを使うと書きやすいです。
手書きの図だと、矢印や枠を用意するのにコストがかかるので、コードで書く方が書きやすいかもしれません。


📝 最小限のユースケース図の例(PlantUML)

@startuml
left to right direction

actor エンドユーザー as C
actor 管理者 as A

C --> (商品を検索)
C --> (商品を購入)

A --> (商品を登録)
A --> (在庫を更新)

@enduml

叩き台なので、最初はシンプルなところから書けたらいいと思います。

まとめ

図を使うとコミュニケーションがスムーズになり、自分の頭の整理にもなります。

いろんな図がありますが、お客様と1から要件定義を考える際は「ユースケース図」が使いやすそうです。

私もまだまだ使いこなせていませんが、要件定義で迷っている人の参考になれば嬉しいです。

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