はじめに
これまで地方でしか働いたことがないのですが、時々都市部のエンジニアと交流を持つことがあります。
やはり名だたる企業の方々は高い水準の話をされるので自分の未熟さを痛感するばかりです。
全員が全員そのような高い水準ではないと思いますが、都市部と地方でどんな差があるのでしょうか。
考察
①スタートアップが少ない
スタートアップ企業におけるメリットとして、現在なにもないので新しい技術を取り込むことが容易である。(もちろんその苦労があるのはその通りです)
基本的に現在稼働中の自社システムがある場合、それをひっくり返すのは容易ではありません。予算は?費用対効果は?顧客への説明はどうする?誰がリーダーとしてやる?など乗り越える壁はいくつも存在します。
チャレンジしたくてもその機会を与えてくれる企業はなかなか多くはないのかなという印象です。
②教育面
もちろん学校教育のレベルのさ差はあるでしょうが、企業側の教育レベルも差があるでしょう。わたしも他県でとある親会社のネームバリューがある企業に務めていましたが、まず研修期間が長いです。半年近く(記憶が曖昧)におよぶ研修の後、ようやく配属されます。つまり、そのくらい費用を投入しているのです。
一方中小企業でここまでやるのは難しいのではないでしょうか?実践の中で学ばせていくもんだ。という考えはもちろん否定しませんが、ロードマップを考えた上でなのかそうでないのか。
③そもそも人がいない
地元が大好きだ!!という人以外はだいたい都市部、地方の中でも中心的な都市に流れてしまいます。給料高い方がいいですし、一人でやっていきたい!と思うことはそれもいいことだと思います。
また、地方のまったりした企業も中には少数ありますでそこで生涯でもいいとは思います。が1回くらいは仕事が辛くて仕方ないというのは経験してみてもいいんじゃない?とも個人的には思ってます。
ということで私は1回くらい都市部に行って叩かれてから帰っておいで(笑)と思ってますのでこれについては仕方ないなと。
地方だからといって何も出来ないわけじゃない
昨今はリモートワークの仕事も増えてきましたし、フリーランスの方も増えてきました。都市部の技術者と沢山関わって切磋琢磨できる機会も増えたと思います。
また、自宅で仕事をしろと言うわけではないですが、プログラミングを生業とするエンジニアって「〜を作ってみたかった」から入ったのではないでしょうか?
まずは今からでも、小規模でもやってみると良いでしょう。
何かこの記事を通してやってやるぞという気分に少しでもなればなと思います。