この記事はふりかえり Advent Calendar 2019 の6日目の記事です。
あなたが担当するプロダクトは1年間でどの程度成長しましたか?
人と同じでプロダクトも定期的に成長をふりかえることは重要です。
また、プロダクトの成長には大きく外部品質(ユーザ価値など)と内部品質(メンテナンス性など)の2つがあり、これらのバランスを取ることも重要です。
そのため、4つの視点で成長を定期的にふりかえってみましょう。
4つの成長指標
プロダクトの成長
- ユーザメリットのあるプロダクトの成長
- 例
- 機能追加
- UI/UX改善
システムの成長
- メンテナンス性の向上などシステムの成長
- 例
- 自動テスト追加
- リファクタリング
チームの成長
- チームとしてアウトプットを向上させるための成長
- 例
- PRレビュー体制の見直し
- モブプロによりスキルトランスファー
個人の成長
- チームのアウトプットを向上させるための個人の成長
- 例
- TDDの学習、実践
- ライブラリの検証
ふりかえりのポイント
- 成長がない時はなぜないのか。改善する必要があればどういう改善ができるか。を話し合います。
- プロダクトの成長とシステムの成長は出来るだけリリースしたものにします。
- 成長が誰から見ても明らかになるようにリリースしたものだけにすることをお勧めします。
- リリースがないときに成長がないことに不安を感じますが、それを現実と受け止めてリリースを目指します。