Eclipseのおすすめショートカットと環境設定
Eclipseを効率的に使いこなすためには、便利なショートカットキーや環境設定を活用することが重要です。以下に、おすすめのショートカットキーと環境設定を紹介します。
おすすめショートカットキー
エディタ操作
-
コード補完:
Ctrl + Space
- 入力途中のコードを補完します。
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行の削除:
Ctrl + D
- カーソルがある行を削除します。
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行番号へ移動:
Ctrl + L
- 指定した行番号に移動します。
-
行の複製:
Ctrl + Alt + ↑
またはCtrl + Alt + ↓
- 現在の行を上下に複製します。
-
行の移動:
Alt + ↑
またはAlt + ↓
- 現在の行を上下に移動します。
-
整形:
Ctrl + Shift + F
- コードを自動で整形します。
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インデント調整:
Ctrl + I
- 選択したコードのインデントを調整します。
-
コメントアウト:
-
行コメントの切り替え:
Ctrl + /
-
ブロックコメントの追加:
Ctrl + Shift + /
-
ブロックコメントの解除:
Ctrl + Shift + \
-
行コメントの切り替え:
コードナビゲーション
-
宣言元へ移動:
F3
- カーソルがあるシンボルの宣言元に移動します。
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型の検索:
Ctrl + Shift + T
- プロジェクト内のクラスやインターフェースを検索して開きます。
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リソースの検索:
Ctrl + Shift + R
- ファイル名でプロジェクト内のリソースを検索して開きます。
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リファレンスの検索:
Ctrl + Shift + G
- 選択したシンボルの参照箇所を検索します。
リファクタリング
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名前の変更:
Alt + Shift + R
- 変数名やメソッド名などを一括で変更します。
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メソッドの抽出:
Alt + Shift + M
- 選択したコードを新しいメソッドとして抽出します。
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ローカル変数の抽出:
Alt + Shift + L
- 選択した式をローカル変数として抽出します。
その他
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インポートの整理:
Ctrl + Shift + O
- 未使用のインポートを削除し、必要なインポートを追加します。
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上書き保存:
Ctrl + S
- 現在のファイルを保存します。
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全てのファイルを保存:
Ctrl + Shift + S
- 開いている全てのファイルを保存します。
おすすめ環境設定
エディタ設定
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行番号の表示:
-
ウィンドウ
>設定
>一般
>エディター
>テキスト・エディター
で「行番号を表示する」にチェックを入れます。
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ホワイトスペースの表示:
- 同じくテキスト・エディターの設定で「ホワイトスペースの表示」にチェックを入れます。
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自動保存の設定:
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ウィンドウ
>設定
>一般
>エディター
で「自動保存を有効にする」を選択し、適切な間隔を設定します。
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フォントと色
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フォントの変更:
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ウィンドウ
>設定
>一般
>外観
>色とフォント
からエディターのフォントを変更できます。
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テーマの変更:
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ウィンドウ
>設定
>一般
>外観
で「テーマ」を選択し、好みのテーマを選びます。
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補足 自動補完の設定を有効にする
特定の文字を入力した際に自動的に補完候補が表示されるよう設定できます。
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設定手順:
- 上部メニューから「ウィンドウ」→「設定」(または「環境設定」)を選択します。
- 検索に「コンテンツ・アシスト」と入力します
- 「Java」→「エディター」→「コンテンツ・アシスト」を開きます。
- 「自動有効化」の項目で以下を設定します。
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自動有効化遅延(ミリ秒): 補完候補が表示されるまでの遅延時間を設定します。例えば、
200
ミリ秒など。 -
Javaの自動有効化トリガー: 自動補完を開始する文字を指定します。デフォルトでは
.
のみですが、abcdefghijklmnopqrstuvwxyzABCDEFGHIJKLMNOPQRSTUVWXYZ_
を追加することで、変数名やメソッド名の入力中にも補完が有効になります。
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自動有効化遅延(ミリ秒): 補完候補が表示されるまでの遅延時間を設定します。例えば、
その他の便利な設定
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コードテンプレートの設定:
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ウィンドウ
>設定
>Java
>エディター
>テンプレート
でコードのテンプレートを設定できます。
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タブとスペースの設定:
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ウィンドウ
>設定
>Java
>コード・スタイル
>インデント
で、タブ幅やスペースの設定を調整します。
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デバッグ設定:
- ブレークポイントやウォッチポイントの設定を活用して、効率的にデバッグを行います。