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もう設計書で消耗しない。Claudeが「現場で使える設計書」を一発生成するSkillsを公開します

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Last updated at Posted at 2026-02-26

🏗️ もう設計書で消耗しない。Claudeが「現場で使える設計書」を一発生成するSkillsを公開します

はじめに — 設計書、つらくないですか?

SIerやWeb開発の現場でシステム設計書を書いたことがある人なら、こんな経験があるはずです。

  • Excelのセル結合と罫線の調整だけで1時間が溶ける
  • テーブル定義書を書いたのに、CRUD図との整合性が取れていない
  • 画面定義書のフォーマットが人によってバラバラ
  • 「前のプロジェクトのテンプレートどこだっけ?」と毎回探す
  • ER図をdraw.ioで手作業…テーブルが増えるたびに心が折れる

設計書は「書くこと」自体が目的ではなく、チームで認識を合わせるためのツールです。フォーマットの整備や転記作業に時間を使うのは、本来あるべき姿ではありません。

そこで作ったのが、Claude Skills で設計書を自動生成する3つのスキルセットです。

サンプルファイルやClaudeのWEB版、Desktop版のSkillはこちらから

Claude、Codex、Antigravity用はこちら


📦 3つのSkillでシステム設計書をフルカバー

Skill名 何が作れるか 出力形式
basic-design-doc 基本設計書一式 xlsx / docx / .drawio
detailed-design-doc 詳細設計書(UML図) .drawio
screen-design-doc 画面機能設計書 xlsx

この3つを組み合わせれば、基本設計から詳細設計まで、設計書の大部分をカバーできます。


🔵 Skill 1: basic-design-doc(基本設計書)

一言でいうと

「システムの概要を伝えるだけで、基本設計書6点セットが出てくる」

生成される成果物

成果物 形式 内容
機能一覧 Excel 機能カテゴリ・機能ID・概要・優先度を表で整理
画面設計図 Word 画面一覧、画面遷移図、レイアウト(正常/エラー時)
テーブル定義書 Excel テーブルごとにシート分割、PK/FK色分け付き
CRUD図 Excel テーブル×機能のマトリクス、操作種別で色分け
ER図 .drawio draw.ioで開けるテーブル関連図
外部IF設計書 Excel 連携一覧・定義書・処理概要の3シート構成

使い方の例

基本設計書を作成してください。

■ プロジェクト情報
- PJ名:社内勤怠管理システム
- システム名:AttendanceManager

■ 主要機能
- 出退勤打刻(GPS連動)
- 勤務表の自動集計
- 有給休暇申請・承認フロー
- 管理者ダッシュボード

■ 主要テーブル
- ユーザー、部署、打刻記録、勤務表、休暇申請

■ 外部連携
- Slack通知API
- 給与計算システム(CSV連携)

これだけで、6ファイルが一括生成されます。

ここがうれしい

  • テーブル定義書のPKは黄色、FKは緑で自動色分け
  • CRUD図はC/R/U/Dそれぞれ別の色で視認性が高い
  • ER図は**.drawioファイル**なので、そのままdraw.ioアプリで開いて編集・調整できる
  • ヘッダーやフォントが統一されたプロフェッショナルな仕上がり

🟢 Skill 2: detailed-design-doc(詳細設計書)

一言でいうと

「機能の仕様を伝えるだけで、UML4種類の図がdraw.ioファイルで出てくる」

生成される成果物

成果物 内容
クラス図 クラスの属性・メソッド・継承・関連を表現
アクティビティ図 処理フローをスイムレーン付きで表現
シーケンス図 オブジェクト間のメッセージを時系列で表現
モジュール構成図 パッケージの階層と依存関係を表現

すべて .drawio形式 で出力されるので、draw.ioアプリでそのまま開いて微調整が可能です。

使い方の例

詳細設計書を作成してください。

■ 対象システム:社内勤怠管理システム(AttendanceManager)
■ アーキテクチャ:Spring Boot(MVC)+ PostgreSQL
■ 対象機能:出退勤打刻機能

■ 主要クラス
- AttendanceController(REST API)
- AttendanceService(ビジネスロジック)
- AttendanceRepository(DB操作)
- Attendance(エンティティ)
- User(エンティティ)

■ 処理フロー
1. ユーザーが打刻ボタン押下
2. GPSから位置情報を取得
3. 勤務地との距離を判定
4. 打刻記録をDBに保存
5. Slack通知を送信

ここがうれしい

  • レイヤーごとの色分けが統一(Controller=青、Service=緑、Repository=黄、Entity=紫)
  • UMLの正しい記法(アクセス修飾子、カーディナリティ、ステレオタイプ)に準拠
  • シーケンス図にはalt/loopフラグメント付きで条件分岐も表現可能
  • 全ファイルが同じ色パレットで統一感がある

🟠 Skill 3: screen-design-doc(画面機能設計書)

一言でいうと

「画面の仕様を伝えるだけで、SIer品質の画面定義書Excelが出てくる」

これが一番のキラーSkillかもしれません

日本のSI業界で求められる画面機能設計書のフォーマットを完全再現します。表紙、変更履歴、目次から、画面項目定義、イベント詳細(バリデーション・DBアクセス・表示処理)まで、実務で即使えるレベルの設計書を生成します。

Excelのシート構成

📑 表紙
📑 変更履歴
📑 目次(シートへのハイパーリンク付き)
📑 画面取引定義
📑 WA1020201_レイアウト
📑 WA1020201_一覧表示
📑 WA1020201_項目定義      ← 画面項目の型・取得元・編集仕様を網羅
📑 WA1020201_入出力一覧
📑 WA1020201_イベント一覧
📑 WA1020201_イベント詳細   ← バリデーション・SQL・表示処理まで記載
📑 WA1020202_レイアウト
📑 ... (画面数に応じて自動生成)

使い方の例

画面機能設計書を作成してください。

■ PJ名:社内勤怠管理システム
■ 取引ID:AT10101
■ 取引名:勤務表照会

■ 画面構成
- AT1010101: 勤務表検索画面
  - 検索条件:社員名、部署(プルダウン)、対象年月(カレンダー)
  - 検索結果一覧:社員名、部署、出勤日数、総労働時間、残業時間

- AT1010102: 勤務表詳細画面
  - 日別の出退勤時刻、休憩時間、勤務時間を一覧表示
  - 「戻る」「CSV出力」ボタン

■ テーブル
- ユーザー(user_id, user_name, department_id)
- 打刻記録(attendance_id, user_id, clock_in, clock_out, date)
- 部署(department_id, department_name)

ここがうれしい

  • 画面項目定義の「編集仕様」欄にコード値取得情報・表示変換・リンク仕様を定型パターンで記載
  • イベント詳細のDBアクセスはSQL風の結合条件・検索条件まで記述
  • バリデーション表にメッセージID・埋め込み文字列・処理継続判定まで網羅
  • 画像を貼る箇所には「※ここに画面キャプチャを貼り付け」のプレースホルダー付き
  • 印刷設定(A4横、ヘッダー/フッター)まで設定済み

🚀 インストール方法

1. .skillファイルをダウンロード

以下の3ファイルをダウンロードしてください:

  • basic-design-doc.skill
  • detailed-design-doc.skill
  • screen-design-doc.skill

2. Claude.aiにインストール

  1. Claude.aiにログイン
  2. 左サイドバーの 設定(歯車アイコン)を開く
  3. 「Skills」 セクションに移動
  4. 「Add Skill」 をクリック
  5. ダウンロードした .skill ファイルをアップロード
  6. 3つのファイルをそれぞれ追加

3. 使い始める

インストール後は、普通にClaudeに話しかけるだけで自動的にSkillが発動します。

「基本設計書を作って」        → basic-design-doc が発動
「クラス図を作って」          → detailed-design-doc が発動
「画面定義書を作成して」      → screen-design-doc が発動

💡 活用のコツ

1. 要件定義書を先に貼ると精度が上がる

要件定義書やシステム概要のドキュメントをアップロードしてから「基本設計書を作って」と言うと、内容を読み取って設計書に反映してくれます。

2. 段階的に作る

一度に全部作るより、まず基本設計書 → 詳細設計書 → 画面定義書の順で作成し、前のステップの成果物を参照させると整合性が保たれます。

① 「基本設計書を作って」  → 機能一覧・テーブル定義が完成
② 「この機能一覧をもとに詳細設計書を作って」  → クラス図・シーケンス図が完成
③ 「このテーブル定義をもとに画面定義書を作って」  → 画面仕様書が完成

3. 既存のテンプレートに合わせる

「うちのPJではこのフォーマットを使っている」とテンプレートファイルを添付すれば、そのフォーマットに合わせて調整してくれます。

4. draw.ioファイルは「たたき台」として使う

生成されたER図やクラス図は、draw.ioアプリで開いてレイアウトの微調整ができます。自動配置では完璧にならないこともあるので、位置やサイズの調整は手動で仕上げましょう。


📊 従来の手作業 vs Skill利用の比較

作業 手作業 Skill利用 削減率
機能一覧の作成 2〜3時間 数分 約95%
テーブル定義書 3〜5時間 数分 約95%
CRUD図の作成 1〜2時間 数分 約90%
ER図の作成 2〜4時間 数分 + 微調整30分 約80%
画面定義書(1画面) 3〜5時間 数分 + レビュー30分 約85%
シーケンス図 1〜3時間 数分 + 微調整20分 約80%

※ 生成後のレビュー・修正時間を含めても、従来の1/5〜1/10の時間で設計書が完成します。


⚠️ 注意事項・制限事項

  • 生成された設計書は ドラフト(たたき台) として使ってください。プロジェクトの固有要件に合わせたレビュー・修正は必ず行ってください。
  • draw.ioファイルの自動レイアウトは完璧ではないため、ノードの位置調整が必要になることがあります。
  • 画面レイアウト図は画像の自動生成には対応していないため、キャプチャの貼り付けは手動で行ってください(プレースホルダーは自動挿入されます)。
  • Excel出力のフォント指定は、お使いの環境にフォントがインストールされている必要があります。

🔧 カスタマイズ・フィードバック

「うちのプロジェクトではこういうフォーマットが標準なんだけど…」という場合は、Skillの内容を編集してカスタマイズできます。.skillファイルはZIP形式で、中のSKILL.mdを書き換えることでフォーマットや項目を自由に変更可能です。


まとめ

やりたいこと 使うSkill 一言
基本設計書を一括で作りたい basic-design-doc 6ファイルを一発生成
UML図をサクッと作りたい detailed-design-doc draw.ioで即編集できる
SIer品質の画面定義書が欲しい screen-design-doc イベント詳細・SQLまで網羅

設計書の「フォーマットを整える作業」から解放されて、本来やるべき「設計を考える」作業に集中しましょう。

ぜひ試してみてください!フィードバックや改善提案も大歓迎です 🙌

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