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Claude Codeが自分の使い方を教えてくれる: claude-automation-recommenderを試した

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Last updated at Posted at 2026-07-02

Claude Codeが自分の使い方を教えてくれる: claude-automation-recommenderを試した

プラグインは増えたが、何を入れればいいか分からない

Claude Codeにはフック、スキル、MCPサーバー、サブエージェント、スラッシュコマンドと拡張の仕組みが揃っている。ただ、いざ自分のリポジトリに入れようとすると手が止まる。どれが自分のプロジェクトに効くのか判断がつかないし、MCPサーバーは選択肢が多すぎる。結局「便利そう」で入れて使わない、というのを私も何度かやった。

この「何を入れればいいか分からない」を埋めるのが、Anthropic公式プラグイン claude-code-setup に入っているスキル claude-automation-recommender だ。コードベースを分析して、そのプロジェクトに合った自動化を推薦してくれる。

claude-automation-recommenderとは何か

やることは、プロジェクトを調べて自動化を提案するだけ。公式の説明では、プロジェクト構造・依存関係・パターンを見たうえで、5つのカテゴリにわたって統合を提案するとある。

対象は次の5つ。

  • MCPサーバー: 外部サービス連携(ドキュメント参照、DB操作、ブラウザ操作など)
  • スキル: 特定タスクをまとめた知識・手順
  • フック: 決まったタイミングで走る処理(自動整形、機密ファイルのブロックなど)
  • サブエージェント: セキュリティやパフォーマンスなど専門領域のレビュー担当
  • スラッシュコマンド: /test/pr-review のような定型ワークフロー

一つ大事なのは、このスキルが読み取り専用だという点。分析して提案は出すが、ファイルを勝手に作ったり書き換えたりはしない。入れるかどうかの判断と実行は自分の側に残る。ここは安心して呼べる理由になっている。

何を見て判断しているのか

内部では package.jsonpyproject.tomlCargo.tomlgo.mod といった依存ファイルや、src/app/api/ のディレクトリ構成を見て、使っているフレームワークやライブラリを検出しているらしい。Reactのフロントエンドならブラウザ操作系のMCPサーバー、認証まわりのコードがあればセキュリティレビュー用のサブエージェント、といった具合に提案が変わる。

固定リストから選ぶだけではなく、そのコードベース固有のツールに特化した提案をWeb検索で探す、という指示もスキルに組み込まれているそうだ。ここは実際に動かすと当たり外れがありそうで、最新ツールを拾ってくれるかはプロジェクト次第だと思う。

インストール方法

Claude Code上でこれを実行する。

/plugin install claude-code-setup@claude-plugins-official

claude-plugins-official はAnthropicが管理する公式マーケットプレイスで、Claude Codeを起動した時点で使えるようになっている。マーケットプレイスを別途登録する必要はない。

インストール時にスコープを聞かれる。

  • User: 自分専用、すべてのプロジェクトで使える
  • Project: リポジトリ設定に含め、共同作業者全員に適用
  • Local: このリポジトリ限定、自分だけ

どのプロジェクトでも使う汎用ツールなので、私はUserを選んだ。プロジェクトごとに入れ直す手間がなくなる。

実際の使い方

明示的なコマンドというより、自然言語での呼びかけで動く設計になっている。こういうプロンプトで反応する。

/claude-code-setup:claude-automation-recommender このリポジトリに合ったhookやsubagentを提案して

image.png

日本語でも「このリポジトリに合ったhookやsubagentを提案して」で普通に動いた。

出力される内容

実行すると、まずプロジェクトの概要(検出した言語・フレームワーク・主要ライブラリ)が出て、続いて各カテゴリ1〜2件、価値が高いと判断された推薦が並ぶ。Next.js + TypeScript + Prisma + Postgres という構成なら、こういう提案が返る例が公開されている。

  • MCPサーバー: context7(新しいライブラリのAPIドキュメントを参照して、古い知識による実装ミスを防ぐ)
  • スキル: リポジトリ内のテンプレートやコミット履歴のパターンから独自スキルを作る提案
  • フック: 自動整形や機密ファイルの誤コミット防止

各提案に「なぜ有効か」の理由が付くので、根拠を見て判断できる。とはいえ理由の粒度は提案によってまちまちで、context7のようにピンとくるものもあれば、「独自スキルを作る提案」くらいの抽象度で止まるものもある。深掘りしたいカテゴリは「MCPサーバーの選択肢をもっと見せて」と追加で聞ける。実装まで手伝ってほしければ、そのまま続けて頼めばいい。

コンテキストコスト

常駐プラグインがコンテキストを圧迫しないか、というのは入れる前に気になるところだ。この点は公表されていて、

  • 毎ターン: 約130トークン
  • スキル発動時: 約3.5kトークン

普段の会話ではほぼ無視できる待機コストで、呼んだ時だけまとまって使う。常時入れておいても実用上の負担は小さい。

導入時に気をつけたいこと

一般論として、フックはコマンドを自動実行するし、MCPサーバーは外部と通信する。提供元を確認してから入れるほうがいい。今回の claude-code-setup は中身がスキル1つだけで、フックもMCPサーバーも同梱されていない。読み取り専用でもあるので、試すハードルは低いほうだ。

まとめ

claude-automation-recommender は、拡張機能の中から「今のプロジェクトに要るもの」を絞る手前の相談役だ。派手な機能ではないし、提案を鵜呑みにできるほど精度が高いわけでもない。ただ、新しいリポジトリに着手したときや、既存プロジェクトの開発環境を見直したいときに一度呼ぶと、見落としていた仕組みに気づけることはある。

導入も運用も軽いので、まずは手元のプロジェクトで「このプロジェクトに適した自動化機能を提案してください」と聞いてみる、くらいの温度で試すのがちょうどいい。

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