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UbuntuでMinecraft forgeサーバー(1.18.1)を立てる

Last updated at Posted at 2022-03-07

forgeサーバー(ほぼバニラ)を立てたので、忘れないうちに方法を残しておく。

環境

マルチプレイ人数1〜4人を想定

  • レンタルサーバー (KAGOYA CLOUD VPS)
    • OS: Ubuntu (20.04 LTS)
    • CPU: 4コア
    • メモリ: 4GB
    • SSD: 30GB
  • Minecraft forge (1.18.1) 導入MOD

インスタンスを作成

カゴヤのサーバー研究室を参考にインスタンスを作成する。
この時認証キーのファイル(xxx.key)がローカルにダウンロードされるので、とっておく。

サーバー構築

SSH接続とパッケージアップグレード

ダウンロードした認証キーのファイルパスを指定して、サーバーのルートユーザーにSSH接続する。

ssh -i 認証キーへのパス/XXXXXX.key root@xxx.xxx.xxx.xxx

接続できたら、パッケージをアップグレードする。

sudo apt-update
sudo apt -y upgrade

Javaのインストール

遊びたいMinecraftのバージョンに合わせたJavaをインストールする。
JavaのバージョンはMinecraft Wiki 更新の必要性を確認する。

sudo apt install openjdk-17-jdk

ユーザーログイン

カゴヤのサーバー研究室にならって、サーバー管理用ユーザーを作成し、スーパーユーザーでログインする。
以降の作業は全てこのユーザーで行う。

sudo adduser minecraft
su - minecraft

forgeのインストール

Minecraftのバージョンや管理したいMOD構成毎にディレクトリを作成する。

mkdir forge_1.18.1
cd forge_1.18.1

forgeインストーラーをダウンロードする。

  1. forgeのDownloadサイトにアクセスし、ダウンロードしたいインストーラーをクリックする。
  2. 数秒待機すると、右上に"skip"というボタンが表示されるので、そのボタンを右クリックしてURLをコピーする。
  3. wget コピーしたURLでjarファイルをダウンロード

インストーラーを実行する。
最後の--installServerオプションを必ずつけること。

java -jar forge-xxx.xxxxxx-installer.jar --installServer

生成されているファイルのうち、user_jvm_args.txtをサーバーのメモリに合わせて編集する。
今回は念の為メモリ上限を3800MBに設定した。

vi user_jvm_args.txt
user_jvm_args.txt
# Xmx and Xms set the maximum and minimum RAM usage, respectively.
# They can take any number, followed by an M or a G.
# M means Megabyte, G means Gigabyte.
# For example, to set the maximum to 3GB: -Xmx3G
# To set the minimum to 2.5GB: -Xms2500M
-Xms1G
# A good default for a modded server is 4GB.
# Uncomment the next line to set it.
-Xmx3800M

vimで方向キー、バックスペースが使えないときの対処法

初回起動

インストーラー実行によって生成されたrun.shを実行する。

./run.sh

すると利用規約の同意を求められるので、eula.txtのfalsetrueに書き換える。

#By changing the setting below to TRUE you are indicating your agreement to our EULA (https://account.mojang.com/documents/minecraft_eula).
eula=true

再度run.shを実行し、Succsessの表示が出ればサーバー起動成功。

ポート開放

最後にポートを開放する。

iptables -A INPUT -p tcp --dport 25565 -j ACCEPT
iptables -A INPUT -p tcp --sport 25565 -j ACCEPT

MOD導入

ダウンロードしたMODファイルをscpコマンドでサーバーにアップロードする。

ワイルドカードを使用する場合は、送信元ディレクトリに他のjarファイルがないことを確認する。

scp *.jar minecraft@xxx.xxx.xxx.xxx:/forge_1.18.1/mods

modsディレクトリ下にjarファイルがコピーされていることを確認したら、run.shを実行してサーバーを起動する。

ワールドデータ移行

他の起動構成からワールドデータを移行する時は、作業ディレクトリ(forge_1.18.1など)の下に直接worldディレクトリをコピーすれば良い。

サーバーを常時起動

このままでは、SSH接続が切れたりユーザーがログアウトするとサーバーが停止してしまう。そのためscreenを使用してデーモン化する。
run24.shによってサーバーを起動する。

シャットダウンは、こちらの停止用スクリプトを使用した。

apt install screen
run24.sh
SCREEN_SERVER='minecraft'
screen -mdS $SCREEN_SERVER ./run.sh

サーバー起動、シャットダウン時にLINEに通知を送信

せっかくなので、サーバーの起動やシャットダウン、ユーザーのログインなどのログをLINEに送信するスクリプトを組んだ(ほぼこちらのコピペ)。
これにはLINE Notifyでトークンを取得する必要がある。

line_notify.sh
LINE_ACCESS_TOKEN=取得したトークン
tail -n0 -F logs/latest.log | grep --line-buffered -e joined -e left -e Successfully -e Stopping | xargs -I @ curl -X POST -H "Authorization: Bearer ${LINE_ACCESS_TOKEN}" -F "message=@" https://notify-api.line.me/api/notify

これを組み込むために、スクリプトを編集する。

run24.sh
SCREEN_SERVER='minecraft'
SCREEN_NOTIFY='line_notify'

screen -mdS $SCREEN_SERVER ./run.sh
nohup ./line_notify.sh > /dev/null 2>&1 &
shutdown.sh
SCREEN_SERVER='minecraft'

if [ -n "$(screen -list | grep -o "${SCREEN_SERVER}")" ]; then
    screen -S $SCREEN_SERVER -X stuff 'say 30秒後にサーバーを停止します\015'
    sleep 30s
    screen -S $SCREEN_SERVER -X stuff 'save-all\015'
    sleep 5s
    screen -S $SCREEN_SERVER -X stuff 'stop\015'
    sleep 30s
else
    echo [date '+%F %T']  'server is not runnning'
fi

pkill -f "tail -n0 -F logs/latest.log"
pkill -f "grep --line-buffered -e joined -e left -e Successfully -e Stopping"
pkill -f "xargs -I @ curl -X POST -H Authorization: Bearer LINENotifyのトークン -F message=@ https://notify-api.line.me/api/notify"

サーバー起動中にコマンド入力したい

screenにアタッチしてからコマンドを入力する。

screen -r minecraft #screenにアタッチ
Ctrl+a ,d #screenからデタッチ

参考

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