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はじめてのプログラミングコンテスト

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※ これは、こどもとプログラミング Advent Calendar 201816日目の記事です。

発表させたい(はっぴょうしよう)

CoderDojo Anjo (愛知県安城市)では、「つくろう!かんがえよう!はっぴょうしよう!」を標語に掲げ、小学生・中学生・高校生を対象としたプログラミング道場(Dojo)を定期開催しています。各回の最後に発表の時間を設けて、ニンジャーたち(参加者)がプログラミング作品を発表しています。
2018年10月から12月にかけて、ニンジャーたちに「コンテストに応募しよう!!」と声をかけてみました。私自身も親の願いとして、小学2年生の息子にもコンテストに応募させたく、3か月間をかけて、それとなーく製作に取り組むように、しむけてみました。
CoderDojo名刺201711(おもて).png

CoderDojo は7〜17歳の子どもを対象にしたプログラミング道場です。2011年にアイルランドで始まり、世界では100カ国・1,900の道場、日本では全国に161以上の道場があります。(引用:CoderDojo Japan)

組み合わせたり、リミックスしたり

「じゃ、テーマを考えて、作ってみて!」と言っても、テーマなんて考えられないし、作りたいモノもスグには思い浮かびません。普段でも、そうですが、自分のテーマを持って Dojo に参加するニンジャーは少ないです。毎回、季語などからキーワードを2つ選んでもらい、それらを組み合わせて、なんとなくテーマっぽいことを考えてもらっています。そうすると、発表作品にもテーマがなんとなく表現されてくるわけです。
それと、プログラミングの良いところは、そのソースコードを共有できるところです。そうすると、それをまた、改変し、再頒布することができます。これはオープンソースとして世界的に広く普及していますよね。Dojoでよく利用する Scratch にもこれがリミックス機能として用意されていますので、「シューティングゲームってどうやって作るの?」とか「ジャンプさせたいんだけど?」、「横スクロールさせたい」などのニンジャーの質問・要望に対して、「他の人の作品を見てみよう!」っていうことで、 Scratch で検索して、それをリミックスしたり、部分的にソースコードを参考にしたりしています。

工作(つくろう)

ここで作ろうとしているものは段ボールのmicro:bitベルトです。プログラミング開発でもプロトタイプを作ったりすることがありますよね。まずは、新聞の折り込み広告チラシで、プロトタイプの作成です。ベルトとベルトのバックルをハサミとのりとで切り貼りして作ってみました。
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でも、実際にベルトとして腰に装着してみると、バックルが千切れてしまいました(写真はバックルの切り込みを入れているところ)。

工夫(かんがえよう)

バックルが千切れる失敗で、ベルトのバックル強度不足が明らかになりました。もっと強度のある構造はないかと、図書館にある工作の本を何冊か調べました。その中に「サン・サン・サンバイザー」の作り方があったので、試しに空き箱を壊したボール紙でサンバイザーを作ってみました。
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作ってみたところ、このサンバイザーの構造がベルトのバックルにも使えそうですので、採用しました。

完成(micro:bitベルト)

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いよいよ、段ボールでの製作に取り掛かりました。腰に巻き付けられる長さに段ボールをカッターナイフでギコギコと切っていきました。実はボール紙より段ボールの方が柔らかくて切りやすいようです。
そして、micro:bitを入れるポケットとベルトのバックルを作って完成です。
48376018_1260345924116807_3426413432872632320_n.jpg
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最後に

「おぃ、コンテストの話はどうなった!?」と思われるかもしれませんが、現段階で、プログラミングには全く手を付けていません。母親に「何をつくったの?」と聞かれ、息子は「わからん」と答えていました(サン・サン・サンバイザーとmicro:bitベルトを作ったジャン・・・)。
でも本当は、プログラミング作品のアイデアがあって、そのためのmicro:bitベルトなんですよ。
(コンテストへと、つづく・・・)

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