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Marketo のLeads データをkintone 顧客アプリにデータ連携(RSSBus Connect)

Last updated at Posted at 2019-01-17

RSSBus Connect は、XML メッセージングベースの次世代データ連携ツールです。以下の連携機能がワンセットになっているサーバー製品です。
・クラウド連携
・ファイル転送
・EDI
・API 管理

この例では、Marketo のLeads 情報をkintone の顧客アプリに挿入する処理を組みます。

image.png

RSSBus Connect のダウンロード

https://www.rssbus.com/ から製品をダウンロードします。Windows 版とJava/Linux 版があります。
image.png

ビジュアルFlow によるMarketo -> kintone フローのデザイン

RSSBus Connect を起動し、Web コンソールにログインします。
「FLOW」タブを開き、フローデザイナを開きます。
左ペインの「Connectors」からMarketo およびkintone のポートをドラッグして、デザイン画面にドロップします。間に「Map」ポートもドロップします。ポートとポートを線でつなぎます。

スクリーンショット (1221).png

#Marketo 側の設定
Marketo ポートのギア印をクリックして、設定画面を開きます。
Marketo のREST Endpoint、OAuth Client Id、OAuth Client Secret を入力します。保存して、テスト接続します。
Mappinng からテーブル・ビューの選択画面を開きます。
スクリーンショット (1223).png

Marketo のエンドポイントのリストが表示されるので、今回はLeads を選択します。
OK をおして、どのカラム(フィールド)を同期するかをクリックして選択します。
スクリーンショット (1224).png

「Automation」タブで、受送信の設定をします。今回はデータを取得してくる方なので、「Receive」に☑をします。
スクリーンショット (1225).png

kintone 側の設定

kintone 側は既存のアプリでもいいですし、新しくMarketo データを同期するアプリを作っても可です。
スクリーンショット (1230).png

Marketo の時と同様にRSSBus 側でkintone の接続および同期先オブジェクトを設定します。

image.png

マッピング設定

XML ファイルベースのメッセージングなので、サンプルとなるXML ファイルを指定する必用があります。
各ポートの「<>」コード印からXML のサンプルを参照することができるので、ファイルとして保存します。

Marketo XML

<Items>
<Leads table="[Leads]" selectQuery="SELECT [Id], [Company], [Email], [LastName] FROM [Leads]">
<Id key="true" />
<Company />
<Email />
<LastName />
</Leads>
</Items>

kintone XML

<Items>
<______ table="[新しいアプリ]">
<RecordId type="int" key="true" />
<Company />
<Email />
<Last_Name column="Last Name" />
</______>
</Items>

Map ポートのSetting でSource File、Destination File をアップロードして選択します。

スクリーンショット (1232).png

Source、Destinatio の項目間のマッピングを行います。
image.png

あとはジョブ設定を行って終わりです。

手動で起動

テストのために手動で起動してみましょう。
Marketo ポートを開き、Out ジョブを実行します。
するMarketo からLeads 情報がXML メッセージとしてRSSBus に格納されます。
image.png

Output で確認すると、レコードがReceived になっています。

スクリーンショット (1214).png

Map ポートの「Send」にレコードが移り、kintone に挿入されるとステータスが「Sent」となります。

kintone 側をブラウザで確認すると、Marketo のLeads データが確かに同期されています。

スクリーンショット (1215).png

(おわり)

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