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Ruby Silverに合格したので、勉強方法をまとめてみた(2019年2月版)

Last updated at Posted at 2019-02-25

(2020/12/16 追記)
Ruby Gold にも合格したのでそちらも書きました!
Ruby Goldに合格したので、勉強方法をまとめてみた(2020年11月版)


先日Ruby Silverに合格した。
86点という普通ちょい上感あふれる絶妙な点数。
需要の程は分からないが、勉強方法をまとめてみる。

Ruby Silverは基本暗記Onlyで、
恐らく他のIT系の資格と比較して範囲も広くはない。
勉強にしてもできる事の幅は広くないので、
恐らく再現性は高いと思う。
(かといって決して楽だという話ではない)

とりあえず結論

  • 合格記事をさら〜っと眺める
  • とにかく色々な問題集を解きまくる
  • 各問題集で9割以上正答&理由も説明できるようにする
  • 仕上げに先人が残してくれた要注意情報に目を通す

前提

とりあえず学習開始時点での私のスペックを記載する。
以下勉強方法を読む際の参考に。

  • Rubyに関しては3ヶ月独学&研修で2週間
    • Rubyの経験は無くはない、という程度
  • 他言語の経験あり
    • 大学時代 C/Javaを履修(?)
    • 会社員になってから5年程度、たまーに業務でコードに触れる程度
  • IT系の知識は薄く広く
    • 基本情報は持っているとかその程度。

学習期間 & 学習時間

  • 学習期間:約2週間
  • 学習時間:約30時間

学習方法

1. 合格記事をさら〜っと眺める

"Ruby Silver", "勉強法"あたりでググって記事を眺めてみる。
勉強方法やら出題傾向やらが書いてあるので、
なんとなく雰囲気を理解する。

例えば、
- String/Array/Hashクラスのインスタンスメソッドに関する出題が多い
- 同じ機能で別の名前を持つメソッドの記憶は必須
- 破壊的メソッドとそうでないメソッドの見分けも重要
- File/Dir/Timeクラスに関しての出題もそこそこ多い
などなど。。。

細かく理解する必要はなく、そんな感じなんだなぁと思うくらいでOK。
適当にGoogle検索結果の上から5,6個いい感じのを、流し読みするくらい。

2. とにかく問題集を解く

具体的な対策としては、問題集を周回するのが一番手っ取り早い。
ソシャゲのマラソンみたいなノリで、ひたすら走るべし。

(ただしRubyのことを何も知らない、プログラミングもほとんどやったことない、
という人は対象外。Rubyの入門本を1冊消化した方が多分良い)

1つだけじゃ無くて、色々な問題集を取っ替え引っ替えするのがオススメ。
やってるうちに、共通点やら傾向が自然と理解できる。

私が実際に使った問題集は、主に以下の3つ。

公式模擬問題集

https://www.ruby.or.jp/assets/images/ja/certification/examination/exam_prep_jp.pdf
pdfと見せかけてどこぞのgithubリポジトリに飛ぶ。無料。
一番最初にやって7割弱取れた。恐らく一番難易度低め。

REx

https://www.ruby.or.jp/ja/certification/examination/rex
受ける度に問題の内容が変わる。8割共通で残りの2割が入れ替わる。
もちろん以前の問題を再び受け直すことも可能。解説も割と書いてある。
スマホからも受けられて便利。もちろん無料。恐らく一番使った。
githubアカウントとの連携が必要。

[改訂2版]Ruby技術者認定試験合格教本(Silver/Gold対応)Ruby公式資格教科書

https://www.amazon.co.jp/dp/B0756VF9Y3/ref=dp-kindle-redirect?_encoding=UTF8&btkr=1
これだけ普通の書籍。
3600円と結構なお値段がするが、十分その価値はある。
問題集だけでなく、出題範囲に関する一通りの知識も記載されているので、
リファレンスとしても活用できる。

時間があるなら、3,4,5章あたりは一通り読んでおいても良い。
ただし問題集を解いた上で、不明な点に絞って読んだ方が遥かに効果がある。

各問題集で9割以上正答&理由も説明できるようにする

上記で挙げたいくつかの種類の問題集で、
9割以上解ける&理由も説明できるようになるまで、
知識の完成度を高めていく。

その際、理解するための手段は色々な方法を試すと良い。

  • 問題集の解答を読む
  • Ruby技術者認定試験合格教本の該当箇所を読む
  • ネットで関連情報をググる(主にRubyリファレンスなど)
  • irbで実際に動作を確かめる

などなど。。。
この辺りを広くやればやるほど、
応用の効く知識が身につき、恐らく本番に強くなる。
(例えば正答に関係ない選択肢でも、分からなければ積極的に調査する、など)

逆に問題集の解答を丸暗記しただけだと、
本番で足元をすくわれる可能性が高くなる、と思う。

仕上げに先人が残してくれた要注意問題に目を通す

本番の試験は、6,7割は問題集ほぼそのままの内容だったが、
残りは妙にひねった所のある、いやらしい内容だった。

試験の前日などに、先人が残したくれた情報に目を通すとその辺りの対策になる。

私が実際に直前に確認して助かったのは以下2つの記事。
そのおかげで多分3問くらいは助かった。

Ruby Silver試験前に見直すと幸せになれるメモ
http://tamata78.hatenablog.com/entry/2015/08/07/200454

Ruby技術者認定試験Silver version 2.1を受けて…
https://qiita.com/motty93/items/413485469e4ec665c329

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